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僅かな轟音と共に、二人の間に槍が突き刺さった。
貴「__!」
Aには、突き刺さるその淡い桜色の槍に見覚えがあった。
ウィリアム「__お嬢!!」
2人は視線を上に向ける。
上空からAの隣に着地したのはウィリアム。
貴「ウィル…!」
Aの言葉にメリオダスはハッとなる。
ウィル…ウィリアム。
酒場で見た手配書と同じ名前、同じ顔。
更にAと同じ守護石使いだと言う。
恐らく突き刺さる桜色の槍は、以前Aが言っていたウィルの守護石、珊瑚が武器化したものだろう。
ウィリアム「大丈夫?」
貴「…ええ。」
メリオダスは2人が普通に会話していることにギョッとした。
ウィリアムは敵である祝の愚者、
対してAは自分達と同じ七つの大罪の筈。
ましてや自分自身を連れて行こうとした人物と会話し、挙げ句の果て"お嬢"と呼ばれている。
疑問があり過ぎて、思考が追いつかなかった。
ウィリアム「…此処は"僕達"がやるよ。
君は先に城に戻って。」
ウィリアムはAの身体が微かに震えていることに気付き、戻る事を促す。
貴「ぇ…でもっ!」
ウィリアム「大丈夫、任務はもう終わったさ。
君は先に帰るんだ。」
それでも戸惑うAに対し、ウィリアムは早く!と声を荒らげた。
Aはウィリアムの気迫に、チラッとメリオダスを見て、その場を去る。
メリオダス「待っ…!」
立ち去るAを引き止めようとメリオダスが踏み出すが、
突き刺さった槍を素早く引き抜き、襲い掛かって来るウィリアムがそれを許さなかった。
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紫芋(プロフ) - ナナさん» コメント有難うございます!そう言っていただけて本当に嬉しいです!あれ?涙が…… どうぞこれからも宜しくお願いします! (2017年12月31日 18時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 続編おめでとう!Part1から見てるけど面白さが尽きない!これからも頑張ってください! (2017年12月31日 14時) (レス) id: 55d3e49f96 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 早苗さん» ありがとうございます!最近学校行事で、色々と忙しくなってしまっていて… 亀更新ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします! (2016年11月9日 23時) (レス) id: 262404c03e (このIDを非表示/違反報告)
早苗(プロフ) - おめでとうございます! 続き楽しみにしてます (2016年11月9日 1時) (レス) id: d2df675d35 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - ARISU☆さん» ありがとうございます!^^ 亀更新になるかもしれませんが、頑張ります! 期待してくださるなんて…! 凄く嬉しいです! (2016年10月3日 20時) (レス) id: 262404c03e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫芋 | 作成日時:2016年8月20日 23時