235,動いた身体 ページ7
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飯田｢轟くん！
温度の調整は可能なのか！？｣
轟｢
何でだ！？｣
飯田｢俺の脚を凍らせてくれ！
排気筒は塞がずにな！｣
ステインは邪魔だとナイフを轟に向けて放った
しかしそれは飯田が差し出した腕によって阻まれる
ナイフが腕に突き刺さった飯田は顔を歪めるが、
追い打ちを掛けるかのようにステインはもう一本ナイフを投げた
それは先程刺さった位置より少し上に突き刺さり、
重力に伴って飯田の腕はナイフごと地面に突きたてられた
足元に倒れた飯田を轟が心配するが、
飯田は構わずやるように促す
轟が飯田の脚に右手を伸ばすも、ステインがその隙を許す筈もなく、3本目のナイフを投げた
見覚えのあるナイフ
壊れていない、零のもう一本のナイフだ
彼女のナイフで轟を殺そうというのか
投げられたナイフが零のナイフである事を理解した轟は、
一瞬動きが止まった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｺﾂｯ…!
と、背後で靴音が聞こえた
『＿＿＿＿っ…！』
零だ
ステインの投げたナイフを、
轟に刺さる前に素手で掴み、そのナイフを元に一瞬で氷の槍を整形し、
体を回転させ、遠心力でステインにぶん投げた
＿＿＿＿＿さながら槍投げのように
轟｢っ、夏目！｣
『早く飯田の脚を！』
体が動けるようになった零の怪我を心配する轟だが、
今は心配をしている暇も、動けるようになった喜びを味う暇もない
視線を向けずに指示する零の言葉に頷き、轟は右手を飯田の脚に置いた
対する零は轟が飯田の脚を凍らす間、2人に被害が及ばないようにステインと対抗
零が先程投げた槍は上手く避けたステインには当たらず、
建物の壁へと突き刺さった
突き刺さった氷の槍を足場に着地するステイン
休ませてはいけない
そう思った零はすぐさま氷結を発動
やはりステインの反応速度は恐ろしく、それをひらりと躱していく
しかし確実に焦りが出てきているのが分かった
ナイフを素手で掴んだため、掌がジンジンと痛む
手だけでなく、切られた箇所全て
上半身などバッサリと切られている
だが零は歯を食いしばり氷結を使い続けていく
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紫芋(プロフ) - 満月さん» ありがとうございます(*^^*) 亀更新ですいません！頑張りますね！ (2020年1月23日 2時) (
レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
満月(プロフ) - とっても面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2019年1月7日 12時) (レス) id: 70ff6c69f2 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - mayumiさん» 零ちゃんのペアはびっくり…！？そして対戦相手も…！4期楽しみですね！頑張ります！ (2018年11月11日 18時) (レス) id: e8d3e7c39a (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 連さん» 有難うございます！頑張ります！ (2018年11月11日 18時) (レス) id: e8d3e7c39a (このIDを非表示/違反報告)
連 - 更新待ってました！ これからも頑張ってください (2018年10月22日 7時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫芋 | 作成日時：2018年8月8日 0時
