160,爆豪VS夏目 ページ24
.
ﾏｲｸ｢さぁー！！
準決勝第2試合！！
この試合で勝ったどちらかが、
轟と勝負だァーっ！」
武舞台の四隅の火が吹き上がる
向き合い、鋭い眼つき両者に、観客は大歓声を上げた
飯田と試合を終えた轟も、医務室で治療を終え、クラス席とは違う場所でその様子を見る
本当は試合後、零に頑張れなどの声を掛けようと思っていた轟だが、
医務室に思った以上に縛り付けられ、その時間の猶予もなかったのだ
轟｢(夏目…)」
．
ﾏｲｸ｢正直この試合を待ち望んだ奴も少なくねぇだろ！？
1回戦2回戦と圧倒的戦術と個性で相手を打ち負かした女！
もはや最強なんじゃね！？
容易に近付いたら低温火傷するぜ！
ヒーロー科 夏目零！！
こっちも強すぎ！！
戦闘のセンスは最早モンスター！
ヒーロー志望だけど悪人面な男！
同じくヒーロー科 爆豪勝己！！」
麗日｢何やこの紹介文…」
上鳴｢殆どディスってね？」
瀬呂｢特に爆豪なー…」
．
爆豪｢おいクソ女
手加減なんてモンは死んでもしねぇぞ」
『して貰えると思ってもないし、
お前がするとも思ってない
…それとも、本当にしてくれるのか？』
挑発的な笑みを浮かべる零
爆豪は彼女の言葉をハッと鼻で笑い飛ばし、
ブッ殺す、と口角を上げた
ﾏｲｸ｢準決勝第2試合
＿＿＿START!!!」
先に動いたのは爆豪だった
右手を構えて来る爆豪に、
零も姿勢を低くして迎撃体制に入る
．
麗日｢ねぇ、デク君…
どっちが勝つかな…？」
緑谷｢客観的に見て、多分反射神経や身体能力系はかっちゃんの方が少し上かも…
でも夏目さんは個性の絶妙な温度調節に加えて戦況の思案も早い
それに、近接戦闘も申し分ない...
どっちが勝つか僕にも想像つかないよ…」
八百万｢引き分け、という結果になるかもしれませんしね…」
それぞれの幼馴染の緑谷、八百万にも、この試合の勝敗が想像もつかなかった
爆豪を倒してしまえと言ったものの、
やはり実際に両者の戦いを見れば高レベルなのは明らかなのだ
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 541人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫芋(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます！そう言って貰えると凄く嬉しいです…！頑張りますね！ (2021年8月22日 0時) (
レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - すんげえ面白いです。ほんとにほんとに面白いです。もうほんとに…。 (2021年8月12日 1時) (レス) id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 葵さん» すいません…！色々試して見ています！恐らくURLをクリックしてでの閲覧になるかもしれませんが、ご了承ください…！ (2021年8月10日 17時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - イラストが見たくても見られない場合はどうすればいいのでしょうか？ (2020年2月10日 21時) (レス) id: 349b72f88b (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 杏璃さん» 大丈夫です！お気になさらずに(*^^*) (2020年1月23日 2時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫芋 | 作成日時：2018年2月28日 1時
