153,形勢と戦況作り ページ17
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零はその隙を逃さず、両手をパン！と合わせた
瞬間氷壁からいくつもの氷柱が飛び出て、常闇に向かっていく
常闇｢まずい…！黒影！払え！」
直ぐ様黒影が常闇を守るように動き、全身を使って氷柱を砕き折った
しかし全ては防げず、常闇の腕や肩に掠り、傷を付けた
滑って転ばぬよう黒影を使って着地し前を見るが、そこの零の姿はない
新たに造られた氷壁
今度は透明と言えるものではなく、向こう側が見えない
姿が見えない分、常闇は警戒を強くする
相澤｢…透明で姿が見えていた氷じゃなくなった分、警戒も強くなれば焦りも出てくる…
その上武舞台は氷の壁で覆い尽くされ常闇にとっても逃げ場がない
いつ何処から攻撃してくるのか、360度常に警戒しなきゃならん…
相手にとって嫌な形勢と戦況作りってのはどんな時でも重要だ」
ﾏｲｸ｢解説&コメントThank you!!
さぁさぁ勝つのはどっちだ！？」
360度見回し、警戒する常闇
透明でなくなった氷壁は零の行動も姿も隠し、
常闇は何処から攻めて来るか分からない相手に焦りで汗が滲んだ
姿が見えていたのに急に見えなくなり何処から来るか分からない
誰にとっても嫌と言えるこの状況に、常闇の心には同様も生まれる
＿＿＿＿＿＿そして
シュ…と常闇の背後で人影と気配
常闇｢＿＿＿！そこか！」
バッと黒影と後ろを振り向くが＿＿＿
常闇｢＿＿！？ぐ…！」
「ンギャー！」
カッ！と太陽の光が氷に反射し、あまりの眩しさに常闇も目が眩む
光を苦手とする黒影も目を抑えて悲鳴を上げた
相澤｢(…！太陽の光を上手く利用した…！)」
ﾏｲｸ｢お、おぉ！？何が起こった！？
目ぇ抑えてるぜ！？
どした！ム○スカか！？」
相澤｢オイ伏字の意味」
眩んだ目を擦り焦りながらも常闇は前を向く
すぐ側に零は居た
目が眩んだ隙に一気に近付いたのだろう
常闇｢っ、黒影！」
焦る常闇は、うぅ…と呻いている黒影に指示を出す
泣き言を吐きながらも黒影は手を振り上げて零に向かうが…
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紫芋(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます！そう言って貰えると凄く嬉しいです…！頑張りますね！ (2021年8月22日 0時) (
レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - すんげえ面白いです。ほんとにほんとに面白いです。もうほんとに…。 (2021年8月12日 1時) (レス) id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 葵さん» すいません…！色々試して見ています！恐らくURLをクリックしてでの閲覧になるかもしれませんが、ご了承ください…！ (2021年8月10日 17時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - イラストが見たくても見られない場合はどうすればいいのでしょうか？ (2020年2月10日 21時) (レス) id: 349b72f88b (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 杏璃さん» 大丈夫です！お気になさらずに(*^^*) (2020年1月23日 2時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫芋 | 作成日時：2018年2月28日 1時
