150,羨ましいなんて思っては ページ14
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ﾐｯﾄﾞ｢＿＿＿＿＿＿…、
み、緑谷くん、場外…
＿＿＿＿轟くん！3回戦進出！！」
決着がついた
凄まじい爆発により緑谷はスタジアムの壁まで吹っ飛ばされ、場外
3回戦進出は轟となった
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轟｢…！」
『、あ、れ…』
一瞬だけ轟と目が合い、零はハッとなる
自分の頬に触れ、涙を流していることに疑問をもった
『なん、で…私…！
泣いて…！』
拭っても拭っても伝ってくる涙に零は困惑し、
早足でその場を去った
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スタジアム内へ走り去って行った零の姿を見て、轟は疑問を持った
轟｢(…？)」
流石に轟の位置からは零が泣いているのは見えなかったらしい
ただ自分と目が合った瞬間、立ち去った零を見て、
どうしたかと思ったのだ
轟｢(…後で聞きゃいいか…)」
搬送ロボで運ばれる緑谷を見送り、轟もボロボロになった体操服を変えようと控え室へ足を進めた
.
.
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＿＿＿＿ﾀﾞﾝｯｯ!!
鈍い音を立てて零は壁を叩く
戸惑いや怒りをぶつけるかのように
『(＿＿＿＿なんで…何で…！
私は…！
緑谷を…！轟を…！
＿＿＿＿"羨ましい"と思った…！？
＿＿＿馬鹿、馬鹿…！馬鹿…！！
駄目だろ！？羨ましいなんて思っては…！
使わない…！使っては駄目なんだ…！
思い出せ…！忘れるな…！
"あの時"何をした！？
殺しかけただろ…！？
アイツを、傷つけただろ…！？)』
体を震わせ、ギュッと左手首の枷を握る零
脳裏に焼き付く過去の記憶が過ぎり、ブンブンと首を振った
『(お母さんだって…言ってたじゃないか…！
そうだ…そう…
呪われてる…使ってはダメなんだ…
それに、使ったって…
完璧に制御出来ないんじゃ意味がない…！)』
思考を働かせていると、武舞台修復完了と、2回戦2試合目の放送が流れた
その瞬間ハッと意識を戻し、零はもうか…と呟いた
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轟｢＿＿＿＿夏目…？」
零の背中に声が掛けられた
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紫芋(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます！そう言って貰えると凄く嬉しいです…！頑張りますね！ (2021年8月22日 0時) (
レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - すんげえ面白いです。ほんとにほんとに面白いです。もうほんとに…。 (2021年8月12日 1時) (レス) id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 葵さん» すいません…！色々試して見ています！恐らくURLをクリックしてでの閲覧になるかもしれませんが、ご了承ください…！ (2021年8月10日 17時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - イラストが見たくても見られない場合はどうすればいいのでしょうか？ (2020年2月10日 21時) (レス) id: 349b72f88b (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 杏璃さん» 大丈夫です！お気になさらずに(*^^*) (2020年1月23日 2時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫芋 | 作成日時：2018年2月28日 1時
