206,*鳳凰の女と魔神の男* ページ17
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イザナミ「それから私達は毎日のように互いの種族の目を盗んで会うようになった
時には互いの種族の食物を食べ比べ、
時には日帰りで遠く離れた地まで飛び、
また時には二人で狩りもした
そんな毎日が楽しくて仕方なくて、
私は次第にアシュレイに惹かれていった…。
…そしてそれは、アイツも同じだったらしい」
貴「両想いだったってこと?」
懐かしそうに語るイザナミの表情
両想いだったのかというAの言葉に、彼女は「あぁ」と呟いた
イザナミ「そしてある日、アイツは言った…」
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アシュレイ「……近々、魔神族が勢力を拡大していっている
力と存在を見せしめるために他の種族を攻撃するらしい
…長寿と半不死の身体に力を持つ鳳凰族も狙われるのは例外じゃない
イザナミが強いのは分かってる、しかし…」
イザナミ「万が一、か…?
…アシュレイ、お前の思ってくれているのは素直に嬉しい
しかし巫女である私は戦いは避けられないだろう
逃げることは出来ない…」
拳を握り、眉を下げるイザナミ
その姿にアシュレイも眉を下げ、唇を噛み締めた
魔神族の手に掛かる前に逃げて欲しい
そう思っていても彼女は巫女
戦いは避けられないし彼女が逃げれば多くの鳳凰族が命を落とす
勿論、鳳凰族には嫌味な者ばかりが居るわけではない
心優しい者もいるのだ
アシュレイ「…っ、俺は立場上、お前らを殺さなきゃいけねぇ…!
そんなの俺には無理だ…!
だから…、頼むからっ…!」
俯き、何かに怯えるように、唇を強く噛み締め肩を震わすアシュレイ
そんな彼の強く握られた手を、イザナミはそっと優しく包み込んだ
イザナミ「……ならば、二人で逃げよう」
アシュレイ「…二人…?」
イザナミ「あぁ…戦いなんて放って、二人で逃げるんだ
私の従者、守護石っていう存在の奴がいてな、
そいつによれば、こことは別の世界があるらしいんだ」
別の世界、素っ頓狂な話ではあるが彼女は嘘はつかない
そしてまた、彼女は嘘を見破れる
つまり彼女の従者は嘘はついていないということだ
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理音(プロフ) - 夢主とくっつけて欲しいです!更新楽しみにしています! (2月26日 12時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - らむねさん» コメントありがとうございます^^* やっぱりメリオダスオチですかね…!となると設定上、混沌の話を除外することになります…ご了承ください…! (2021年7月9日 0時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
らむね(プロフ) - メリオダスと夢主をくっつけてほしいです!! (2021年7月8日 7時) (レス) id: 5ec7e35342 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて続きが楽しみです!更新楽しみにしてます!!応援してます! (2018年9月2日 4時) (レス) id: 5aa5e3d00a (このIDを非表示/違反報告)
七つの大罪大好き女子中学生 - 続きがとても楽しみです。帰ってくるのを楽しみに待ってます。これからも応援してます!o(*^▽^*)o頑張ってください! (2018年6月29日 0時) (レス) id: 66856aba47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫芋 | 作成日時:2017年12月31日 18時