番外編3 ページ11
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メリオダス「に、しても…
たかが年を越すだけっつーのに、
なーんでこんなパーティになるもんだか…」
ジョッキ一杯の名酒をゴクッと飲み、
メリオダスはテーブルに肘を付いて肩を竦める。
バン「い〜じゃねぇーか!だーんちょ♪
こーして酒も飲めるんだしよ〜♪」
メリオダスの隣でバンが上機嫌に話す。
既に彼は泥酔している。
メリオダス「まぁ、」
確かにそうだな、とメリオダスが続けようとするが、
彼の名を呼ぶAの声が聞こえ、
正面に視線を戻すも…
貴「はっぴぃぃいぃいい!
にゅぅーーーーーー!
いやぁぁあああぁぁあぁっ!!」
ベチョっ!
と豪快な音を立ててメリオダスの顔面にぶつけられるクリームパイ。
これはAが準備中に作っていたものだ。
キング「うわぁぁあ!?団長!」
貴「にゃははははははっっ!!」
ディアンヌ「あ、これAめっちゃ酔ってるよ…」
メリオダスの隣に居たバンが酒を吹き出し、
マジかよ、と笑っているも、
貴「おーら!バンバンも〜!!」
ベチョッ!
とバンの顔面にもクリームパイがこんにちわ。
貴「きゃはははは!
おもしろおもしろー!
かお真っ白ー!!
まっしよこんけでもぅおばけみあいで、笑えうよー!おもしよぃよー!」
キング「何言ってんのか分かんない!」
ギル「あわわわわ…!」
ヘンドリ「これはまた、何とも…」
マーリン「因みにAは泥酔すると絡みグセが酷かったな。」
エスカノール「随分アルコール度数の高いお酒を飲まれてましたけど…」
メリオダスとバンの顔面からクリームパイがべちょりと落ちる。
メリオダスはワナワナと震え、バンは笑った顔のまま固まっていた。
メリオダス「て、めぇ…A……」
そこまで呟くと、衣服の袖でクリームを拭き取り、
ジョッキ一杯に注がれたアルコール度数の高い
発酵酒を一気に飲み干し、
ダァン!とテーブルに置いた。
メリオダス「、上等だオラァァあぁ!!!」
バン「殺す♪」
ディアンヌ「団長酔っちゃった!?」
マーリン「流石の団長殿もあの度数は厳しかったか。」
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理音(プロフ) - 夢主とくっつけて欲しいです!更新楽しみにしています! (2月26日 12時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - らむねさん» コメントありがとうございます^^* やっぱりメリオダスオチですかね…!となると設定上、混沌の話を除外することになります…ご了承ください…! (2021年7月9日 0時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
らむね(プロフ) - メリオダスと夢主をくっつけてほしいです!! (2021年7月8日 7時) (レス) id: 5ec7e35342 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて続きが楽しみです!更新楽しみにしてます!!応援してます! (2018年9月2日 4時) (レス) id: 5aa5e3d00a (このIDを非表示/違反報告)
七つの大罪大好き女子中学生 - 続きがとても楽しみです。帰ってくるのを楽しみに待ってます。これからも応援してます!o(*^▽^*)o頑張ってください! (2018年6月29日 0時) (レス) id: 66856aba47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫芋 | 作成日時:2017年12月31日 18時