194,*復活の鍵* ページ1
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誰も気付かない。
戦いに、逃げるのに夢中で、誰も。
地面に染み込む血が、これから始まる恐ろしい悲劇へ繋がることを。
母なる竜の怒りが、積もっていることも。
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貴｢＿＿＿…ここは？」
Aがアシュレイに連れてこられたのは、
祝の愚者たちのアジトである、古城の屋上。
剥き出しになっている城の頂上には、
血で書かれたような魔方陣があった。
貴｢魔方陣…？ここで何を…」
ｱｼｭﾚｲ｢これからマザーイーズを復活させる。」
アシュレイの言葉に、息を呑み、大丈夫なのかと返答するA。
アシュレイは自身の人差し指の皮膚を噛み千切り、魔法陣の中心に何かを描き足す。
貴｢それって…！」
Aにはその何か、マークに見覚えがあった。
描き足されたマーク、それは"鳳凰族の紋章"だった。
何故、そう問う前にアシュレイが口を開いく。
ｱｼｭﾚｲ｢流石に人間の全兵力には敵わない。
マザーイーズを復活させれば、人間など一瞬だ。」
そのやり方は残酷かつ非道なものだ。
だがAには反論することが出来なかった。
自分が今までやってきたことはそれに値する行いであり、
都合の良いように反論して良いのだろうか、と。
Aはアシュレイの言葉に、そう…と呟く。
ｱｼｭﾚｲ｢お前を連れてきたのは、お前がマザーイーズ復活の最後の鍵だからだ。」
Aは驚愕の表情を隠せなかった。
当たり前だろう。
アシュレイにとっての最終兵器の復活の鍵が、自分なのだ。
何をすればいいのか、Aはそう尋ねると、
アシュレイはこの魔法陣の中心に立つように命じた。
貴｢立ったよ。」
ｱｼｭﾚｲ｢ああ、それでいい。」
後は簡単だ、とアシュレイは呟き、Aに近づく。
Aには疑問があった。
アシュレイは、人間の全兵力には敵わない、と。
しかし本当にそうなのだろうか。
彼の実力派計り知れない。
七つの大罪の総攻撃で傷一つ付いていなかった、とウィリアムに聞いた。
それにアシュレイは魔神族だ。
何故あんなことを…。
貴｢それで？わたしはどうすれば＿＿＿＿＿」
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理音(プロフ) - 夢主とくっつけて欲しいです！更新楽しみにしています！ (2月26日 12時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - らむねさん» コメントありがとうございます^^* やっぱりメリオダスオチですかね…！となると設定上、混沌の話を除外することになります…ご了承ください…！ (2021年7月9日 0時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
らむね(プロフ) - メリオダスと夢主をくっつけてほしいです！！ (2021年7月8日 7時) (レス) id: 5ec7e35342 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて続きが楽しみです！更新楽しみにしてます！！応援してます！ (2018年9月2日 4時) (レス) id: 5aa5e3d00a (このIDを非表示/違反報告)
七つの大罪大好き女子中学生 - 続きがとても楽しみです。帰ってくるのを楽しみに待ってます。これからも応援してます！o(*^▽^*)o頑張ってください！ (2018年6月29日 0時) (レス) id: 66856aba47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫芋 | 作成日時：2017年12月31日 18時
