第十三話『物欲センサー』 ページ16
「･･･うん？」
え、今このチャラ男記憶消すとか言った？
え、そうだとしたら何、この人ヤクザさん？
ヤクザ？「俺等のことばらされたりしたら困るんだよね。だから消そうと思ったんだけど･･･」
「･･･あー･･･別にバラすつもりないけど･･･」
的中か。
ヤクザ「そんな言葉が信用できると思う？」
「･･･無理か。」
ヤクザ「その通り。理解が早くて助かるよ。･･･ねぇ、今なら記憶を消すだけで許すからさぁ、こっちに来てくれないかな･･･？」
「･･･変態。嫌だ。記憶消したくないよ。断る。断固拒否。」
ヤクザ「あーあ･･････消すしかないかぁ･･･」
･･･さて、どうやって逃げようかな。
早速習得した絶を使って逃げるか･･･でも相手も使える可能性もあるんだよね･･･？
･･･さて、ホントにどうしたもんか。
年中引きこもっていた私に体力なんてものとは無縁だし、足も速いわけじゃないから普通に逃げてもすぐに追いつかれるしだな。
ここでミズネさん来たら神だよね。
来ないかな。来い。来てくれミズネさん。
こういう物欲センサーって私はいい方向に働きやすいから来てくれると嬉しいんだけど･･･
ヤクザ「･･･逃げないね、もしかして、死にたい人？」
「･･･あ。」
考え事してたら近づいてきてるの全然気づかなかった。絶を使われたのだろうか。
私が鈍すぎるだけか。
ヤクザ「ならお望みどおり･･･殺してあげるy《ドゴォッ》(ドサッ」
「･･･ふぁ？あ、ミズネさんだ。」
なんか頭チョップしたとは思えない凄い音した気がするけど･･･気のせいか。
というか今気づいたけどミズネさんて反対から読むとネズミだね。そこそこ付き合い？は長いほうなのに今気づいた。
シャル「ふう･･･全くもう!!なんでこんなとこに居るのさ！探すのに苦労しただろ！」
「うえ、ごめんなさい。絶しながらフラフラ歩いてたらこんなところに居ました。」
シャル「それで？クリアできたの？」
「うん。一応、多分。」
シャル「そう。なら良かった。またこんなことになるのはごめんだからね。」
「はーい。」
シャル「ところでなんで絡まれてたの？」
「えっと･･･私が見たかららしいよ？」
シャル「･･･はい？」
「とっても心の狭いヤクザさん達の一人で、私が彷徨ってる時にたまたま見かけたのを根に持って絡まれた。」
シャル「･･･よく分からないけど心が狭いのはわかった。」
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sibawan@(プロフ) - 私も七海ちゃん連想してましたwwww狛枝くんも好きですよ！！ (2016年2月3日 19時) (
レス) id: 4990ef29ad (このIDを非表示/違反報告)
水仙 - ケロロ軍曹私もはまってましたwwかわいいですよねww (2016年1月19日 23時) (レス) id: be968c815d (このIDを非表示/違反報告)
ミカミカ - 面白いですねー！ シャルさん大好きー 更新頑張って下さいね。応援してます (2015年12月16日 18時) (レス) id: b1173d544d (このIDを非表示/違反報告)
ルイ★(プロフ) - 面白いッスね！この作品！！夢主ちゃん、めっちゃあっさりしてますね！何気にシャルの仕事(旅団)?の芯をついてる…的な？(意味不明ッスよね…ｽﾐﾏｾﾝ)此れからも更新頑張って下さいッス(ゝω・´★)続きの展開楽しみにしてます(^^ゞ (2015年11月2日 0時) (レス) id: a4bbb9d3d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メディア♪ | 作成日時：2015年8月27日 15時
