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轟燈矢はやはり才能マンだった。
日が暮れ始め、帰宅時間が迫ってきたころ、燈矢はとうとうチャクラの生成に成功したのだ。
正直、Aはまさか初日から成功に至るなどとは考えもしていなかった。
幼少期から当たり前にチャクラを身近に感じていた自分とは違い、燈矢にとっては初めて触れた概念なのだ。
それをこうも短時間で呑み込んでしまえるのは、子どもならではの素直さにも起因するのだろうが、彼の才能とセンスによる部分が大きいだろう。
もちろん、燈矢のチャクラはまだ不安定で粗削り。
コントロール精度などほぼ幼児だが、それでもAは大したものだと称賛を送った。
『すごいよ燈矢。自分の身体を操るセンスが抜きん出てる。多分、勘もいいんだろうね。コツを掴むのがすごく早かった』
「それはどうもありがとう……！だけど言ってる場合じゃないって！これ維持すんのもすっごく難しいんだからさ！早く調べて！早く！！」
悠長に拍手してる場合じゃねぇよと燈矢がうるさいので、Aは再び彼と拳を突き合わせた。
そして、空いた燈矢の左手に、背中から取り出した自身の生え始めたばかりの小さな羽を一枚サッと握らせる。
『チャクラ操作は私が補佐する。燈矢はその羽に自分のチャクラを頑張って流し込んでみて』
自分以外の対象へのチャクラ付与は段違いに難しい作業なのだが、燈矢は真剣な表情で一つ頷くと、目を閉じて集中力を高め始めた。
Aは燈矢のチャクラ経路に自分のチャクラを流し込む事で、通るべき道筋を先導しながらサポートする。
それについてこられるかは、結局のところ燈矢自身の技量にかかっているのである。
本当にすごい子だなと、Aはまたしても感心していた。
「…………で、出来たぞAッ！！」
興奮気味の少年が目を見開き、喜色満面の笑みを浮かべた瞬間、Aは彼が手に持つ羽を奪い取るようにして右手で掴んだ。
『えい』
腕を頭上に振り上げて、勢いをつけて前方にそびえ立つ一本の木に向かって投擲。
その羽が幹に突き刺さると同時、そこに熱量が発生した。
たちまち炎に包まれていくその光景に、隣の燈矢が悲鳴を上げている。
あの晩の火災の恐怖を思い出させてしまったのなら大変申し訳ないが、目の前で燃え上がる木の様子に目を見張るAは、自分の行動のもたらした結果に燈矢以上に大きな衝撃を受けていた。
『＿＿＿＿燈矢の属性は……、火だ』
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メケメケ(プロフ) - ねねさん» ねねさ〜〜ん！！ありがとうございます！何かしらお力になれてるだなんて嬉しいです！なるべく早く書き始められるよう、やるべき課題をちゃっちゃと片付けて来ますね！笑 (1月25日 23時) (
レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - めろさん» NARUTO履修者、意外と少ない気がしていたので嬉しいです！！🤝 NARUTOとヒロアカは最高ですよね！！じっくり丁寧に書いてるので、確かに原作軸までまだまだ遠そうです笑 ありがとうございます！続きも頑張ります〜！ (1月25日 23時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 7章完結おめでとうございます！！！こちらこそメケメケさんのおかげで学校でも頑張れています！！早く見たすぎて衝動が出てしまうのですが…笑これからも応援させていただきます！！ (1月25日 17時) (レス) @page50 id: 85be73129f (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - NARUTOもヒロアカも大好きな私には美味しすぎる作品でゆっくり読むつもりが一気に読んじゃいました🥹！！！！！！続きも楽しみにしてます！！！！！原作軸に行くまでまだまだ長そうですが一生着いていきます🤝🏻！ (1月25日 4時) (レス) id: a428350e37 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ねねさん» 嬉しかったしお陰で更新頑張れました！�┥呂砲發爾劼爾劼�付き合いください！😊 (1月22日 23時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年1月5日 14時
