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相変わらず常識の枠に囚われない型破りな少女に理解を促そうと、両手を広げて説明する燈矢。
それに対するAの返答はやはりどこまでも予想外で＿＿＿、
『逃げたいの？』
「え………？」
『私を口実に、逃げる自分を肯定してるの？』
「ちがっ……、そんなんじゃない！そんな訳ない……！Aを傷付ける可能性が怖いだけだ。あれをもう一度繰り返すくらいなら、ヒーローになんてなれなくてもいいって思っただけだよ。守りたいものを守るための、俺なりに出した答えなんだよ」
身振り手振りで誤解を解こうと必死な燈矢に、『なら良かった』とAが答える。
『燈矢の暴走への対処法は、私が既に見つけ出してる。あんな出来事は繰り返されない。ほら、何も問題ないね』
「はあ……っ！？」
そう言えば、燈矢はあの日の火災の顛末について、まだ詳細を知らないままだ。
炎を抑えられない自分をAがどのようにして鎮めたのか、ずっと気になっていた。
『訓練場まで付いてきたら、詳しく説明してあげる』
こちらの心情を知ってか知らずか、鼻の先に餌をぶら下げ何としてでも燈矢を瀬古杜岳に連行しようとする少女に、「何でそこまで……」と呟く声が無意識に漏れる。
そんな燈矢の左肩を、伸ばした片手でAが掴んだ。
驚きに、口を小さく開く燈矢の顔を引き寄せて、
『燈矢は、ヒーローにならなきゃ駄目だよ』
真正面から叩きつけられるように告げられた台詞には、穏やかながらも抗いがたい強い圧が感じられた。
『背中を押すって、言ったもの。弱音を吐いたら、叱ってあげるって決めたもの。私は燈矢に期待してるよ。だからもう、燈矢を逃がしてあげられない。諦めるなんて許さない。逃げたら私が捕まえに行く』
あの時の言葉の応酬の中で出た発言を、こんな状況に陥ってもまだ忠実に守ろうとしているのかと、燈矢は信じられない思いでAを見た。
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メケメケ(プロフ) - ねねさん» ねねさ〜〜ん！！ありがとうございます！何かしらお力になれてるだなんて嬉しいです！なるべく早く書き始められるよう、やるべき課題をちゃっちゃと片付けて来ますね！笑 (1月25日 23時) (
レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - めろさん» NARUTO履修者、意外と少ない気がしていたので嬉しいです！！🤝 NARUTOとヒロアカは最高ですよね！！じっくり丁寧に書いてるので、確かに原作軸までまだまだ遠そうです笑 ありがとうございます！続きも頑張ります〜！ (1月25日 23時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 7章完結おめでとうございます！！！こちらこそメケメケさんのおかげで学校でも頑張れています！！早く見たすぎて衝動が出てしまうのですが…笑これからも応援させていただきます！！ (1月25日 17時) (レス) @page50 id: 85be73129f (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - NARUTOもヒロアカも大好きな私には美味しすぎる作品でゆっくり読むつもりが一気に読んじゃいました🥹！！！！！！続きも楽しみにしてます！！！！！原作軸に行くまでまだまだ長そうですが一生着いていきます🤝🏻！ (1月25日 4時) (レス) id: a428350e37 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - ねねさん» 嬉しかったしお陰で更新頑張れました！�┥呂砲發爾劼爾劼�付き合いください！😊 (1月22日 23時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年1月5日 14時
