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5話 ページ7

碧川side

現場につきERカーから降りる。
喜「では、行きましょう」

足を押さえて苦しんでいる人や、意識がない人、中にはかすり傷ですんでいる人、たくさんの人のところへ向かう。

碧「医師の碧川です。大丈夫ですか?聞こえますか?」

片腕を押さえている女の人に近づき声をかける、首を縦に振るので聞こえているみたいだ。

碧「腕ちょっと見ますね、、ミンさん、ガーゼで傷あらって押さえてあげておいてください。」

こっちはステージから離れていて重傷者はいない。幸いERかーを使うこともなかった。

私はステージの方へ向かった。

正に地獄絵図だ。

今まで病院勤務に私にとっては少し戸惑ってしまうほどに恐ろしい光景だった。

それでも助けなければいけないの一心で、近くのレスキュー隊員に声をかけた。

碧「あのステージの方に人は?」

「ステージにいた四人と観客の三人、合計で七人と情報が入っています。」

七人か、、
碧「こちら碧川。喜多見先生、音羽先生、今ステージ側にいるのですが、火事の起きているステージ側に七人いるとの情報です。」
喜『了解、今行きます』

数秒後喜多見先生が着て、中に入ろうとした。

碧「何考えてるんですか!?レスキューの皆さんの仕事です!あなたが行く必要はない!」

喜「、、、待ってたら、助からない命がある。そう、教えてやっただろ。」

ああ、、そうだ。この人からいろんなことを学んだ。言ってたな。ずっと。私はそんなあなたの正義感が、大好きで大好きで、、、大っ嫌いだった。

碧「なら、私も一緒に!」

喜「ダメだ。お前体強くないだろ。ここで待機しててくれ。」

碧「え、、、」

私は何もできずに、喜多見チーフの、、いや

まだ、私が彼を好きな頃

私を置いて行った、、、幸太君の背中を見た気がした。

ああ、また、その正義感で、人を救うんだね、、

碧「ほんと、変わってないなぁ、、私何やってんだろ、涼香、、
幸太君はもうとっくに、、離れちゃってるのにね、、、」

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gdxttq497(プロフ) - これからなるべくちょっとした報告はここでしていきます! もちろん大切なことは本編でもさせていただきます。ご了承ください。 (2023年1月16日 23時) (レス) id: 9177dcce74 (このIDを非表示/違反報告)
gdxttq497(プロフ) - 5人がお気に入り!?見間違い、? え本当ならばありがとうございます! (2023年1月16日 23時) (レス) @page7 id: 9177dcce74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りおみー | 作成日時:2023年1月13日 0時

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