マカロフの友 1 ページ13
エ「マスター一体…どういう事ですか…？」
マ「その説明をしたいところじゃが…先にこっちの話をしなければならん。…入れ。」
？「お〜！ここがあのフェアリーテイル？」
マカロフの後ろから何かを抱きながら現れた、長身の男性。
？「変わったねぇ、あんなボロボロだったのに〜。」
そこには銀髪の長い髪の毛をひとつに縛り、目は赤く20代後半位であろう男性が、眠っているガットを抱き現れた。
グ「ガット…！！？」
グレイは男に駆け寄りガットに近付く。
？「…道に倒れていた。傷だらけだったけど、治療はして今は眠っているよ。」
男性はガットをグレイにわたし、微笑んだ。
エ「マスター…そちらの方は…いったい…？」
マ「ワシの古き友…アレスじゃ。
道端に倒れるガットを見つけ、ギルドに向かっている途中に合流したのじゃ。」
ア「背中にフェアリーテイルのマークがあったからねぇ。それにしてもマカロフ、お主歳をとりすぎでは…いや、そんなことを悠長に話している場合ではなかったね。
ここにA・タルジュという男はいるかい？」
アレスはギルドを見渡し、Aを探す。
グ「…ここ1週間ぐらい帰ってきてねぇよ。」
アレ「ふぅむ…。そうか。
どこに行ったかも分からんか？」
グ「あぁ。1週間前、このガットとAが急に居なくなっちまったんだよ。ガットはAと一緒にいたはずだ。」
ふぅむ…とアレスは悩む仕草をし、ぽんっ！と閃いたジェスチャーする。
アレ「ならばこのガットという猫くんに聞いてみよう。どれどれ…「待てよ」」
アレスはガットの頭上に手をかざそうとしたが、それをグレイは叩いて止めた。
グ「じいさんの知り合いか何か知らねぇけどよ、お前何もんだ？Aの事といい、ガットの事といい…怪しすぎんだよ。」
ナ「…。」
ル「ナツ？どうしたの？」
ナ「…アイツからは人とは違う匂いがする。
何だか分からねぇけど、嗅いだことない匂いだ。
けど…。」
ル「けど？」
ナ「…Aにどっか似てる気がする。」
ル「え…！？」
マ「…アレス。そろそろ話してくれぬか。ここまで連れてくれば、Aの居場所を教えると言っとったじゃろう。」
全員からの視線を受け、アレスはふー。と息を吐き、口を開いた。
アレ「そうだね。怪しまれて当然だ。
改めて、私の名はアレス。蛇の妖怪だ。そして…またの名をアレス・タルジュという。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バナナプリン - 主人公のキャラすごい好きです！！！他のキャラとの関係や関わり方もすごく絶妙で…✨更新待ってます🍌 (11月6日 17時) (
レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます！小説内で登場させた事がないので上手く書けるか分かりませんが、お話考えさせていただきます！ (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - とんせい焼きさん» ありがとうございます…！しばらく更新停止していたのですが、また少しずつ更新していこうと思っているので、楽しんで貰えたら嬉しいです！ (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - フェアリーテイルのユウカ・スズキの小説も書いて欲しいです ユウカ好きなのでラミアスケイルの (2022年10月31日 17時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
とんせい焼き - めっっっちゃくちゃ好きです！続きを密かに楽しみにしております！ (2022年9月13日 0時) (レス) id: 3a9ac17552 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優 | 作成日時：2022年5月16日 20時
