隣人の隣人の休日2_スタークside_ ページ13
奥手すぎる坊やが心配でつい小型カメラを仕込んでしまった…
しかも昨日渡したシャツのボタンに。
あぁ他人の逢い引きをラボでコソコソ覗き見するなんて…本来なら絶対にしないんだがな
しかしあの坊やだぞ
見ていないと心配で胃が潰れそうだ
ピ「ふぅ〜…Aっ___一生大切にするから僕と恋人になってくださいっ!////」
スタ「ゴフッ!?ゲッホッ…」
街の広場で、待ち合わせして数分で告白だと!?
昨日エスコートの流れをしっかり確認しただろ!?どこいったんだ!?
あぁ思わずコーヒーを吹き出してしまった…
すまないダミー、掃除しといてくれ
『____っ、』
おいおい、彼女はなんで泣いているんだ?まさか泣くほど…
ピ「えぇっ!?うそ、どうしよ…泣かせるつもりじゃっ(焦)
ハンカチっ、これで拭いてっ!」
『ありがとう、ピーター…嬉しくて、
まさか私にその言葉をくれるなんて、夢にも思わなかったわ///
…だってピーターは、私の能力にも父が何者だったかにも気付いてしまっているんでしょう?
嫌われて当然だったのに…それを知っても好きでいてくれるなんて』
ピ「僕はどんなAもずっと好きだよ///
AがS.H.I.E.L.D.の敵でも、僕はAの味方になるつもりだったんだ
僕こそ、悪いヒーローでごめんね」
『えぇ、ほんとうに…悪いヒーローだわw
ね、私からもちゃんと言わせて
ピーター、私の全てをかけて守り抜くと誓うわ…私の唯一のヒーロー///』
ギュッ…
ピ「なんでそんなにイケメンなの///一生勝てる気がしないんだけど…」
あぁ、たぶん彼女には勝てないな。
『この眼鏡をもらった時から、私は負けっぱなしよ』
なんで坊やも彼女の腕に収まってるんだ
そこは逆だろう
だが、予想以上に彼女の男気が逞しいな
まぁ、奥手すぎる坊やの相手はこれくらいじゃないとな
お似合いじゃないか?
『…ピーター、こうやって抱き占めるとやっぱり男の子ね///
いつまでも可愛い坊やだとばかり思ってたわ』
ピ「そうだよ!僕だって男なんだから、油断しちゃダメだからね
Aは無防備だから…///」
『ピーターからいろいろしてくれるの?
それは…クスッw“気長に”楽しみに待ってるわw』ニヤリ
ピ「____A、その顔ヤバイって///」
とりあえず、坊やはいろいろと修行が必要だな
彼女も恋愛経験はないはずだが…
あぁ、全力で照れているのを隠しているのか
___坊やの背中に回した手が不自然に力んで震えている
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作者名:kirin | 作成日時:2019年8月22日 14時