037 민규 ページ37
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ミンギュ side
「 でもまさかヌナが大学時代そんなことしてたとはな〜 」
『 掘り返さないでよ〜！ 』
ジョンハニヒョン、スンチョリヒョンと別れてヌナと歩く帰り道。
方向が同じだから、ヌナのいる飲み会ではいつも帰り道が一緒になる。
電車に乗ってもいいけれど、1駅だし歩こうよというヌナに合わせて涼しい夜の道を歩いている。
「 ……俺も映像編集とか興味あるんです。 」
今日初めてヌナの大学時代の話を聞いて、もしかして共通の趣味が見つかった？なんて思ったり。
『 え、ウォヌくんもだよ！よくパソコンとにらめっこして動画作ってる！ 』
「 すーぐそうやってウォヌヒョンの話するんだから。 」
『 あはは、そうかなあ〜 』
「 そうですよ！ヌナはいっつもウォヌくんウォヌくんって。 」
『 あはは、気をつけなきゃ 笑 』
お酒を飲んでご機嫌なヌナはそう言ってニコニコする。
自分に全く関係の無い場所でもこうしてヌナに思い出してもらえるウォヌヒョンがちょっとだけ羨ましい。
「 ……ウォヌヒョン離れしないの？ 」
『 へ、なんで？ 』
" 考えたこともなかった " とでも言いたげなきょとんとした顔にちょっとムカついて、
「 ……それじゃずっと彼氏できませんよ 」
なんて意地悪言ってみたりなんかして。
『 あ〜〜、そりゃ困るなあ…… 』
俺の言葉を真に受けてしょぼんとした顔をするヌナはやっぱり可愛い。
その自然な愛嬌とコロコロ変わる表情を見ていると、どうしても年上だとは思えない。
「 冗談です。ヌナならすぐできちゃいますよ 」
『 えへへ、そうかなあ〜。ミンギュくんはご機嫌とりが上手だねえ！ 』
お酒の力でかなり陽気になっているヌナはそう言って俺の頭を撫でようとしてくる。
もちろん届くわけはなくてその手は空を切っているけれど。
「 ……はいはい、その気のない男にそんなことしちゃダメですよ。 」
『 はーい。 』
「 ……スッと引っ込められたらムカつくんですけど！ 」
『 えへへ、ごめんごめん 笑 』
このヌナはほんとに俺のことなんて眼中に無いんだから。
呼び方を変えてみたり、少し近い距離で歩いてみたり、酒の力を借りてちょっとだけ大胆なことを言ってみたり。
そんな、今までの恋愛で身に付けた " 王手 " も全く効果がないもんだから調子が狂ってしまう。
どうしたら意識してくれるの？Aヌナ。
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
