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035 정한 ページ35

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ジョンハン side




「 あっ電話だ、ちょっとすみません! 」





ミンギュが急な電話で店の外に出ていき、席には俺とスンチョルとAの3人になった。


ミンギュは酒が入って絶好調で喋り倒すし、Aはミンギュの話を聞いて楽しそうにけらけらと笑う。


そしてそれを見て、隣のスンチョルは顔を赤くしてデレデレしている。




" お手洗い行ってきますね! " とAが席を立ち、
残ったのは俺とスンチョルの2人だけになった。





「 お前さあ、顔ゆるみすぎじゃない? 」




「 え? 」




「 さっきからデレデレだぞマジで。
……可愛いのはわかるけど、キモイ。 」




「 んな言い方すんなよ……! 」




Aが入社してすぐの頃だったと思う。
いつものように俺を茶化しに営業部にきたスンチョルは、俺が指導を担当していたAにまんまと落ちた。


何度俺に企画書を跳ね除けられても諦めない、一生懸命でけなげなところに惚れたらしい。
スンチョルは酔うと聞いてもないのにこの話ばかりする。


営業の飲み会にやたらと参加しようとしてくるのは正直めんどくさいけど、スンチョルがいると勝手に盛り上がるから俺は楽でいい。


最近Aに俺とスンチョルの関係性を疑われていそうな空気を感じるのはマジでダルいけど。




「 ほんといいよなあ、あんな子と一緒に仕事できてお前マジで幸せもんだぞ 」




「 お互い外回りばっかだしあんま会わねーけどな 」




「 はあ!?外回りなんかやめちまえ!! 」




「 それが仕事なんだよ 」




スンチョルはこうしてAのことを大好きな割に、それを態度に出したり、ましてや告白しそうな気配なんて全くない。




「 ……告白とか、考えないわけ? 」




俺からこうして恋バナを振るのはなんだか癪だけれど、親友の恋愛にはかなりライバルが多い。




「 ……無理、なんか……尊くて手出せんわ 」




「 限界オタクみたいなこと言うのやめろよ 」




「 いや、だってさ…… 」




「 いいの?ほっとくと他の奴が手出すけど 」




「 やめろよ〜〜〜、こう見えて俺悩んでんだからさ〜〜 」




" どうしろってんだよ " と眉毛を八の字にして文句を言うスンチョル。




「 どうするもなにも、アクション起こすしかねーだろ 」




「 ……無理無理無理無理!!!! 」




クマみたいな見た目をしといて中身は乙女なスンチョル。
……気持ちわりい!!!!




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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます!!今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです!細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです!ありがとうございますーー!‪( ; ; )‬ (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まこ | 作成日時:2021年10月8日 18時

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