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『 ……で、ここが商品開発部のエリア、なんですけど…… 』
「 わ〜、ジュニヒョンとミョンホヒョンまた喧嘩してますね…… 」
ピッとカードをかざして自動ドアを開けるなりチャンくんがそう言うのもそのはず。
商品開発にかける熱意がハンパじゃない二人が言い争う声がかなり離れた入口まで聞こえている。
「 ……誰？あの喧嘩してる人たち 」
『 商品開発部のエース2人。ジュンくんは同期でミョンホくんは1つ下。ミンギュくんと同期だよ。 』
少し引いた表情のスニョンくんに私はそう説明する。
「 だ〜か〜ら〜、ミョンホの案だと利便性が損なわれるじゃん！利便性は最重要事項でしょ！？ 」
「 そうだけど、ここに関しては妥協しないとデザイン性が無さすぎる。ジュニヒョンほんっとセンスない！ 」
「 はあ！？センスないのはミョンホの方だから！！ 」
白衣を着て怖い顔をしているこの2人は商品のことに関していつも喧嘩していて、社内では割と有名。
でも喧嘩ばっかりの割に最終的にはニコニコして完璧なサンプルを仕上げてくるし、プライベートではめちゃくちゃ仲良しだとかいう噂まで出回っている。
「 ……あ、Aちゃんじゃん。どうしたの？そんな大所帯で。 」
こっちに気付いたジュンくんがそう言う。
急に柔らかくなった表情に、スニョンくんとジス先輩はきっとドン引きしているはずだ。
『 こちらアメリカ支社から研修に来られてるジス先輩とスニョンくん。社内を案内してたの。 』
「 ああ〜どうも〜、商品開発部のムンジュンフィです！ 」
「 ソミョンホです。 」
ジス先輩とスニョンくんと挨拶を交わした二人は、" 初対面でこんなの見られちゃったらかなり印象悪いよね〜 " と言って気まずそうな表情をする。
「 ……いっつも喧嘩してるんですか？ディノがそう言ってたけど 」
さらっとディノくんの失礼発言を売るスニョンくん。
「 ちょっ、ヒョン！ 」
チャンくんはあたふたしてる。……かわいい。
「 これが " 通常 " なので気にしないでください。 」
あっさりそう言い切ってしまうミョンホくん。
ジュンくんもうんうんと頷いて、ミョンホくんの肩に肘を置いて得意げにしていて。
「 ふふ、いい関係性だね。 」
ニコニコしながらそう言うジス先輩。
相変わらずふわふわしたオーラが漂っている。
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
