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「 ……ほんとごめん、変な空気にしちゃって 」
新しいお店に入ってドリンクと料理を注文した後、申し訳なさそうにそう言ったスニョンくん。
「 別にスニョンは悪くねーよ。ヤバい空気にしたのはどっちかというと俺だし。 」
ウォヌくんはそうフォローする。
確かに、あの時のウォヌくんは視線だけで人を殺せそうだった。笑
『 …私は２軒も来れてラッキーだなあって思ってるよ 』
……なんだかまたトンチンカンなフォローをしてしまった気もするけど、私がそう言うと二人は " なんだよそれ 笑 " と言ってけらけら笑ってくれた。
「 で、あのイヤな奴らは誰なの？ 」
なんの遠慮もなくそう聞くウォヌくん。
ウォヌくんのそういう所が好きでもあるけど、たまにドキッとすることもある。
もちろん、それはいつも杞憂に終わるのだが。
スニョンくんは届いたサワーをひと口含んでから話し始めた。
「 大学の時の……友達、なんだけど。
入学して一番最初に知り合ったのがおんなじ授業取ってたアイツらでさ、あん中でワイワイしてんのが楽しくてすぐつるむようになったんだ。
最初は毎日一緒にバカやったりしてたんだけど、ある時から…… 俺ってお調子者だからさ、イジられポジションが定着しちゃって。
それがだんだんエスカレートして、二年の終わり頃からはさっきみたいにバカにされて、利用されるようになっちゃってさ〜…… 笑 」
自分を卑下するように笑うスニョンくんを見て、きゅうっと胸が痛くなる。
「 ほんとダメだよな〜、さっさと離れりゃいいのにずっとヘラヘラして 笑
俺、浅く広くっていうか、ちゃんと " 友達 " って言える友達が全然いなかったから…アイツらに縋ってたのかも。 」
友達なんて山ほどいそうなスニョンくんからそんな言葉を聞くなんてびっくりで。
人それぞれ、他人にはわからない悩みがあるんだな。
「 ……んで、就活始まってからは向こうも余裕無くなったみたいで絡むことは減ったんだけど、結局完全に切れたのは卒業した時、かな。
そっからはマジで連絡取ってなかったから、まさかあんなとこで会うなんて……って感じ。
ほんと迷惑かけてごめん、……俺の弱いところが招いた結果だから、 」
「 マジでお前の弱いとこが招いた結果だな 」
『 ちょっ、ウォヌくん、！？ 』
スニョンくんの話を遮って、耳を疑うようなことを言うウォヌくん。
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
