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「 あん時はマジで爆笑したわ、盛っても100だろ 」
「 どうせ盛るなら多い方がいいと思ってさ 」
「 マジで馬鹿 笑 」
『 もう3年前なのに、未だに笑えるもんね 』
「 ホントな、それでちゃんとアメリカ支社でやっていけてんのも意味わかんねえよ 」
「 マジでコミュ力あってよかったわ〜 」
スニョンくんは画面の中でそう言って笑う。
スニョンくんのTOEIC点数詐称事件は伝説として語り継がれている。私たち3人の中だけで。
結局会社にバレることもなく、勿論怪しまれてはいるだろうがスニョンくんは持ち前のコミュ力を活かしてアメリカ支社のエースとして働いている。
あの入社式から3年の月日が経つけれど、まだ仲のいい私たち3人は定期的にこうしてビデオ通話をする。
私とウォヌくんは仕事終わり、私の家でお酒片手に。
アメリカ支社のスニョンくんは真夜中だから少し眠そうだ。
「 A、まだ酒あったっけ？ 」
『 あ、もうこれで全部だよ。買いに行く？ 』
「 行ってくるわ。なんかいる？ 」
『 んーん、大丈夫。………やっぱ、レモンサワー 』
「 はいはい 笑
スニョン、ちょっと酒買ってくるわ！寝んなよ！ 」
「 おっけー、ダッシュだぞ！！ 」
そう言われたウォヌくんは財布を雑にポケットへ突っ込んで玄関を出ていった。
「 行った？ウォヌ 」
『 うん、行ったよ〜。 』
「 A最近どうなの？仕事 」
スニョンくんは優しい顔をしてそう聞いてくれる。
ウォヌくんと3人だと少し荒っぽいところもあるけれど、2人だとスニョンくんはいつもジェントルマンだ。
『 最近〜？あ、聞いて！こないだ大きい案件取ったの！ 』
「 マジ？詳しく。 」
『 もともとはユン先輩が担当するはずだった案件だったんだけど、別に大きいのが入ったから私に回してくれて。 』
「 へえ〜。……ユンってどんな人だっけ？ 」
『 ユン "先輩" はね、金髪の人！覚えてない？入社式でめっちゃ目立ってたの。 』
確か、入口にありえないほど明るい金髪の先輩がいた、と新入社員をざわつかせていた記憶がある。
「 え、あれがユン！？大丈夫！？しばかれてない！？ 」
『 そんな人じゃないよ 笑 話してみるとすごいあったかい人なの。きっとスニョンくんも好きになるよ！』
「 それならいいけど…… なんかあったら言えよ、俺とウォヌに 」
『 ふふ、大丈夫だってば 笑 』
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
