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" ソクミン呼んできますね!先輩! " と言って、風のように営業部のオフィスを出ていったミンギュくん。

取り残された私とミョンホくんは顔を見合わせて笑う。




「 Aさん、めっちゃミンギュに懐かれてますよね。 」




『 へ、私?そうかなあ…… 』




「 こないだミンギュと飲みに行ったんですけど、アイツずっと " A先輩が〜 " とか " ジョンハニヒョンが〜 " ばっかりで。お二人のこと大好きなんだと思いますよ。 」




『 へえ……嬉しいな、そんな風に思ってくれる後輩がいるなんて 』






「 ……ヌナ、僕も " そんな " 後輩ですけど。忘れちゃったんですか。 」






『 え?わ、チャンくん。いつの間に。 』






後ろから不貞腐れたような声が聞こえて振り返ると、キラキラ新入社員のチャンくんがむすっとして立っていて。


ミョンホくんは私とチャンくんにぺこりとお辞儀をして開発部へと戻っていった。





「 これ終わりました。他に何かすることありますか? 」




『 あっ早い…… もうこれで終わりだよ。

そろそろ定時だし今日は上がりな〜 』




「 ありがとうございます。ヌナはまだ残業ですか? 」




『 ううん、ソクミンくんが来たら用事聞いて…それ次第かな。 』




「 わかりました。待ってていいですか?一緒に帰りましょう。 」




『 へ?あ、うん、いいの? 』




「 はい。ちょっとコンビニ行ってきますね 」




『 うん、行ってらっしゃい。 』




チャンくんからの珍しいお誘い。
最近知ったけど、実はご近所さんなのだ。

財布を持って出ていった背中を見送ると、向こうからミンギュくんとソクミンくんが歩いてくるのが見えた。

ミンギュくんがチャンくんに声をかけ、何か少し会話を交わした後にこっちへやってくる。





「 Aさん、お疲れ様です。総務からなんですけど、これ発注されてましたよね? 」




『 あー!ありがとう!助かる! 』




営業部で切らしていた備品を発注したのをすっかり忘れていた。
笑顔で箱を渡してくれるソクミンくんのおかげで、なんだか今日の疲れが一瞬で癒されたような気がする。





「 先輩、これからは俺が発注するので言ってください! 」





ミンギュくんはキリッと凛々しい表情をしてそう言うけど、




「 ミンギュ、言ってくださいじゃなくて言われる前に気付くのが大切なんだよ。 」




と優しい笑顔で結構厳しいことを言うソクミンくん。
クセになりそうだ。




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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます!!今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです!細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです!ありがとうございますーー!‪( ; ; )‬ (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まこ | 作成日時:2021年10月8日 18時

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