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気を引き締めて、鏡で少しだけ表情のチェックをしてからデスクに戻った。
すると、すぐにぴょこぴょこと駆け寄ってくるミンギュくん。
このしっぽの振り方は……
「 A先輩！今日飲みにいこうってジョンハニヒョンが！ 」
……やっぱり。飲み会のお誘いだ。
『 ……行きます！ 』
そう言ってミンギュくんを見上げると、顔をぱあっと明るくして喜んでくれる。
……仕事、終わるかな。
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すっごく急いで企画書の作成や入力作業を終わらせ、なんとか残業なく退勤に持ち込むことができた私。
……やればできる。
「 A遅いんだけど。 」
『 なっ、ユン先輩だって今パソコンの電源落としたばっかりじゃないですか！ 』
「 俺はネットニュース見てたの。ハマってるゲームの新作出るらしいんだよねー。 」
『 会社のパソコンで何調べてるんですか…… 』
そんな言い合いをしながら荷物をまとめ、ユン先輩とともにオフィスを出る。
先に出ていたミンギュくんを見つけると、隣にはマーケのチェスンチョル先輩がいた。
「 今日スンチョルもいるけどいい？ 」
『 もちろんです！いつもじゃないですか 笑 』
ユン先輩のいる飲み会には必ずと言っていいほどいるチェ先輩。
チェ先輩は仲間内で飲み会の話になるとすぐ " ジョンハンも呼んでいい？ " と言うらしいし、ユン先輩は参加したくない飲み会でも " スンチョルが行くなら " と言って渋々参加するらしい。
逆も然り、ユン先輩は営業部の飲み会に平気で他部署のチェ先輩を呼ぶ。
飲み会じゃなくても営業部にチェ先輩がいるのは日常で、もはや誰も不思議に思わなくなってしまった。
二人は一つ。まるでプリキュアだ。
……かなり初期の。
そんな話は置いておいて、こっちに気付いたミンギュくんはぶんぶんと手を振ってくる。
「 あ、ジョンハニヒョーン！A先輩ー！ 」
「 ミンギュ声デカい。 」
「 すみません！ 」
「 その声もでけえなあ！笑 」
ガハハと笑うチェ先輩。
ユン先輩の肩に腕を乗せて楽しそうにしている。
そんなチェ先輩を真似て私もミンギュくんの肩に腕を乗せてみると、笑いながらちょっとかがんでくれるミンギュくん。
「 先輩、腕つっちゃいますよ 」
『 ほんとだね。やめとこ。』
「 そんなあっさりやめられたらちょっと寂しいんですけど…！ 」
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
