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47話 ページ4
レナの過去
私は両親を失った。毎日楽しく暮らし街に行って帰って来たらお土産を買ってきてくれるからそれをずっと弟と一緒に楽しみにしていた。私のたった一人の弟いつも私の後ろについてきていた。父に剣の稽古だってつけてもらったけど厳しかった。必ず床に息を吐きながら仰向けに倒れていた。疲れたけど楽しかったことだってあった途中で私は竹刀真っ二つに折ったり弟も真っ二つに折って笑っていたら父に殴られ説教を食らった。それを母たちが眺め笑っていたけどそれは続かなかった。
「十四郎それは本当？」
十四「うん早く姉さん母さんたちが！」
「うん」
私と十四郎は外で森の中で遊んでいた十四郎は喉渇いたと先に行っていたらこちらに走ってきたもう飲んだの？と思ったが焦っていたこれはただ事ではないと分かった。理由は街が燃えていたのだ。十四郎がついた頃はもう燃えていたと私達は早く家に向かい燃えていても母たちを探しているとそこには知らない人たちが数人いたこれは一体知らない男達は私達をみてそして手には刀が握られていた襲って来たのだ私は十四郎を庇うように抱きついたけど痛みはなく目の前には血は繋がっていないが為五郎さんだった。為五郎さんは私たちを庇い両目をやられたのだ。私も十四郎も......怒りがこみ上げそして気付いた時には殺していた。十四郎の顔を見たとき目が赤くなっていたのだ。私もそうなのかもしれないと確信していた。
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作者名：蓮咲迅 | 作成日時：2019年11月12日 21時
