夢見るシンデレラ〜R.Y〜

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それから6年後





大好きな母がいない私のために再婚をした父





父「お母さんが嫌いになったんじゃない。でもリノンには、家族がいた方がいい」





そう言って、同じ会社のみゆきと2つ下のひさきを連れて来た





み「これからよろしくね、リノンちゃん。義母さんって呼んで良いから、、、」





ひ「ひさき、、、です」





まだ小学5年生のひさきは、お世辞にもかわいいと言えるほどではなかった





人見知りの私は、頑張って声を出した





あ「よ、よろしくお願いします、、、」






2週間後には荷物も運び、再び笹川家はにぎやかになり始めた





1か月、2か月と順調に進んでいった





また少し躊躇いはあるけど、義母さんとも呼べるようになった





なのに、、、





また、事件は起こるのだった





父はブレーキの壊れたトラックに跳ねられ帰らぬ人となってしまった





あ「、、、、、、」





お葬式、私はひたすら涙を流した





あ「お父さんまで、、、放ってかないでよ、、、(泣)」





宝物のシンデレラの本を抱き締め、誓った





あ「お母さん、お父さん、、、私頑張るよ、、、しっかり生きるよ、、、」



そう、誓ったんだけどなぁ、、、

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