WITHOUT YOU (ページ48)

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親友ページ48

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ソロ活動の収録日。

俺はジヨンと一緒にいた。

衣装とかアクセとか
スタイリストのヌナたちに混じって
疲れたように目を擦りながらも
俺の為に色んなアイディアを出してくれていた。

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どんな時もこうして一緒にいてくれることに感謝してる。

俺はいつだってジヨンが大切でそして
尊敬してる。

そしてリーダーとして
BIGBANGに対する大きな責任を背負ってる。

だけど俺にとっては
大事な親友でもあって。

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収録までの空き時間。

メイクを終えた後
ソファーに埋もれて座るジヨンの横に腰かけた。

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「疲れてる？」

「いや。」

伏し目がちな目。

きっとまた落ちてる。

すぐにそう感じる。

またここ最近落ちてるなって
そう感じてた。

ずっとスタジオに籠って
ただPC覗き込んで。

ジヨンがどうしても前向きな恋愛が出来てないこと。
ただでさえカムバックできてないってことも抱えてる。

そんなジヨンを見てるのが歯がゆくて仕方なかった。

そうだ。

「ジヨン、Aヌナが日本

行ってたこと聞いた？」

俺はAヌナがこの間送ってきた写真を見せた。

ヌナが日本にいるってそう連絡をくれて。
それでこの間俺たちがすすめた
ご飯屋さん。その店に行ってき
たって言って送られた写真。

「ん？聞いてない。」

そう言って興味なさげに覗き込んだ。

「聞いてないの？」

「ん。聞いてない。」

下顎をさすりながら言った。

「この前仕事で日本行ったって。ジヨン
連絡取ってないのか最近。」

「ああ。そういや。取ってない。ヌナも忙しいかなって。」

「そっか。」

なんだよ、いつも俺に先に連絡きたら
なんだよって興味深々なのにな。

まぁいいや。

・

iPhoneをテーブルに置いたところで
スタッフに呼ばれた。

「俺先出てるわ。」

そう言って
先に控え室を出たジヨンの少し後、
俺も控え室を後にした。