肆話 ページ6
ドクン
ドクン
『ッ、誰っ、だ』
鬼「あぁ僕?僕は水邪(スイジャ)よろしくね」
目の前に鬼がいる
恐怖より、怒りが勝っていた
『お前がうちの両親を殺したのか?』
水「そうだよ」
目の前にいるコイツの瞳には光がなく、ずっと口角が上がっている
気持ち悪ィ
多分、何人もの人間を殺したのだろう
とても、腐ったような臭いがする
鬼「どうして僕が君の両親を殺したか知りたい?」
んなこたぁ知りたくねぇ
でも、相手は喋り続ける
水「あの方が言っていたんだ
君の両親を殺して君をあの方の所に連れて行けば、血をくれると
だからね、君は沢山の鬼にねらわれているのさ
でも良かったね
他の鬼だったら、君の事を半殺ししてから連れて行くかもしれないから」
あの方って誰だ?
何でうちの両親を殺さないといけねぇんだ?
そんな疑問を頭に浮かべていたら、
水「まぁ、君は黙って着いてきてくれなさそうだから、
僕は優しく君を気絶させた方がいいね」
!
何かくる!
うちは身構えた
水「血鬼術、滝流し」
瞬間的に水が家の中に流れ込んできた
上に飛んで壁を蹴り、アイツの顔を蹴ろうとした
だがそれは、
水「あ〜危なかった」
水の壁によって、塞がれてしまった
【大正コソコソ噂話し!】
零夜は五感が優れているが、鼻で匂いを嗅ぐことが多いらしいよ!
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ツーピース(プロフ) - ありがとうございます! (2019年11月5日 18時) (レス) id: ae116098a1 (このIDを非表示/違反報告)
紅芋 - まだ、プロローグだけですが、更新がとても楽しです! (2019年11月5日 18時) (レス) id: e9831dc3ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツーピース | 作成日時:2019年11月5日 17時