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STORY4 ページ4
天使を見つけた俺の足は花屋に向かっていた
花屋に来たのはいいけど、何て言うんだよ俺
俺の天使？イヤ、完全に引かれるだろう
一目惚れしました？いや、そんな勇気俺にはないか
友達になって下さい？これが1番無難か...
「いらっしゃいませ」
自問自答してる俺に、笑顔で君が言った
「もしかして、プレゼントですか？」
「あっ、はい...」
やっぱそうなるよな(笑)
さっきの自問自答はどうなったんだよ...
情けない俺
誰にプレゼントだよ...
「どんな花がいいですか？相手の方はどのような...」
ニコリと笑いながら君が尋ねた
「天使...」
何言ってんだよ、俺...
俺が天使なんて言うから、君はクスッと笑った
「可愛らしい方なんですね、そしたらこれとこれとこれで、こんな感じでどうでしょうか」
テキパキと可愛らしい感じの花達をピックアップして君が花束を作ってみせる。
可愛らしい...
すごい。センスも抜群だ
「はい、それでお願いします」
「はい、ではラッピングしますので暫くお待ちくださいね」
花束を綺麗にラッピングしていく君に見惚れているとあっという間に花束の出来上がり
もう暫く君を見ていたかった
何て言ったら君は何て言うだろうか...
渋々店を出る、君は笑顔でありがとうございますと俺にお辞儀をする
車に戻り、誰に渡すわけでもない花束を助手席に置いた
続く (更新停止中)
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作者名：ソラ | 作成日時：2018年2月15日 8時
