【鋼の錬金術師】禁忌を犯す者、煉獄に堕ちる (ページ21)

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悲劇の錬金術ページ21

エド「？どうした？」
マリア「・・・いや、親ってこうやって子供を愛するんだと思って。」
ミリア「いい発見をしたよ。」
クレア「・・・・・・俺たちにはわかんねーな。」
アル「えーでもお母さんとかいるでしょ？三人とも。」
マリア「・・・いないんだよ。」
エド「え？」
マリアは素早くエドとアルを引っ張った。
マリア(小声)「私の親は精神病で私を娘として認識せずに早死にしたよ。クレアはそもそも親に売られて違法孤児院にいたし、ミリアは親の記憶があるようだけど何も言わないからきっと何らかの理由で死んでると思う・・・・・・。ごめんね。暗い話して。」
その時、ウィンリィがエドを呼んだ。
クレア「？何の話だ？」
ミリア「？」
マリア「いや、私たちに親がいないって話。」
クレア「・・・ああそうか。」
ミリア「そりゃ聞かれちゃいけないわ。」
サテラ「どうしたの？」
リドル「どうかしたのかい？」
マリア・ミリア・クレア「「なんでもない！！」」
後ろでエドがパンツ一丁にされていたのには気づかないほど焦って三人は返事をした。