谷奥の錬金術 ページ19
パニーニャ「見えてきたよ、あれ！」
数十分後、パニーニャが前方に見えてきた建物に指を指す。
以外と大きな整備工房で大きな煙突が見える。
パニーニャ「こんちわっ！」
勢いよくドアを開け中にいた男性に挨拶をするパニーニャ。
リドル「パニーニャ！お前こんな山奥までよくこまめに来るな。」
男性はパニーニャにそんな事を言いながら整備の手を止め、外に出てきた。
パニーニャ「今日はお客さん連れて来たよ！」
リドル「へぇ、珍しいなぁ。」
お客さんとはどんな人か、そう思いながらエド達のほうに目をやった瞬間。
リドル「ってうわ！でっか！ちっさ！」
エド「ぬわぁんだとぉー！？」ゴスッ
叫びだしたエドの腹に一発かますクレア。
パニーニャ「こっちはウィンリィ。整備士らしくてドミニクさんのオートメイルの興味があるんだって！んでこっちは・・・。」
マリア「マリア・クリスティーです。」
クレア「・・クレア・クラスター。」
ミリア「僕はミリア・ヴァイスタンスだよ！」
リドル「兄妹みたいな名前だね。」
サテラ「あらパニーニャ。今日はお友達もいっしょ？」
パニーニャ「サテラさんこんちわっ。」
サテラと呼ばれた女性はこんにちわと軽く挨拶をしたあとお茶を持ってでてきた。
お腹が大きいことから妊娠しているのだろう。
サテラ「ちょうどお茶入れてたの。」
リドル「みんなも一緒にどうだ？」
わーいとパニーニャが喜ぶ。
ウィンリィ「この人がドミニクさん？無愛想じゃないけど・・・。」
パニーニャ「あはは〜、ちがうよ。」
リドル「俺はリドル。リドル・レコルト。で、こっちが妻のサテラ。無愛想なのは俺の親父のドミニクだよ。」
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作者名：主君創作 | 作成日時：2020年1月2日 13時
