第11話 ページ16
図鑑とタウンマップを受け取って、盛り上がってる俺たちを、円堂さんや音無博士は穏やかに見守っていた。
春奈｢懐かしいですねぇ…私達も、あんな頃がありましたね｣
円堂｢ああ。誰がいちばん強くなるか、誰が沢山ポケモンを捕まえるかって、そんな話ばかりしてたな｣
春奈｢そうそう！兄さんや豪炎寺さんが意外とムキになっちゃったりして…｣
そして、2人はこちらをくるりと向いて。
春奈｢思い出に浸るのもいいけど、大切なのを忘れていたわ｣
円堂｢さあ、受け取ってくれ！モンスターボールだ。こいつを使えば、お前たちは多くの仲間や友達と出会える｣
モンスターボールだ…！夢にまで見たモンスターボール。秋ネェが時々モンスターボールからポケモンを出してあげていたのを、何時も指をくわえて眺めていた俺としては、感動以外の何物でもない！
天馬&信助&葵｢ありがとうございますっ！｣
春奈｢ふふっ、大切にしてね｣
天馬&信助&葵｢はいっ！｣
それから、俺たちは音無研究所を後にした。
いよいよ、生まれ育ったライモンタウンを旅立つのだ。
葵｢…なんだが、ちょっと寂しいね｣
葵が、ミミロルを抱きながらそう呟いた。
葵｢いつでも帰っておいでって、お母さんは言ってたけど…それでも…｣
天馬｢大丈夫だよ｣
そう。きっと大丈夫。
だって俺達には。
天馬｢だって、俺達には、ポケモンがついてる。どんなに苦しくても、寂しくても、辛くても！ポケモンが一緒なら、どこまでも頑張れる。そんな気がするんだ｣
信助｢天馬…｣
天馬｢まあ、根拠はないんだけどね。でも、何とかなるさ！｣
俺がそう言うと、2人は顔を見合わせて笑い。
信助｢うん、そうだね！｣
葵｢なんとかなる、よね！｣
明るくそう言った。
天馬｢それじゃ…最初はどこに行くんだっけ？｣
葵｢もうっ！全然何とかなる感じしなくなっちゃった！｣
信助｢エイトタウンに向かうんだよ、天馬｣
天馬｢あ、そうだった…｣
あはは…ちょっと自分でも自信なくなってきた…かも？足元ではピカチュウまでもが呆れ顔。…もう、みんなして。
そうやって笑っていると。
円堂｢おーい、お前たちー！｣
円堂さんが俺たちを呼び止めてきた。何か忘れ物かな？
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まかろん(プロフ) - 雪華さん» 高評価ありがとうございます！東方は分からないですがイナイレはやっぱおもしろいですね (2021年3月17日 4時) (
レス) id: 61c9c6f856 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 星猫さん» せっかくのお誘いですが作品を知らないのと、自分社会人なので更新が遅くてご迷惑をおかけしてしまうかもなので辞退します…すみません (2021年3月17日 4時) (レス) id: 61c9c6f856 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 高評価しました!東方とイナズマイレブンは知ってます？私は東方の霊夢・チルノ・大妖精・魔理紗は大好きです! (2021年3月16日 23時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？トランスフォーマープライムは知ってます？ (2021年3月16日 23時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 星猫さん» 銀魂や鬼滅、リゼロ、このすばやラブライブですが、一番好きなのはイナイレです(＾ω＾) (2021年3月16日 23時) (レス) id: 61c9c6f856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2020年9月3日 20時
