第10話 ページ15
天馬｢おはよー！｣
信助｢あ、やっと来た！｣
葵｢遅いよー、天馬！｣
約束した場所へ向かうと、2人は既に来ていたようで、俺を見て頬を膨らませた。
天馬｢えへへ…ごめんごめん！｣
信助｢もう…しっかりしてよねー？｣
葵｢多分天馬のことだから、寝過ごすとこだったんでしょ？｣
天馬｢あはは…ばれちゃった？｣
幼馴染の勘よ、と葵は呆れた顔をした。付き合いが長い分、お互いが考えていることが何となく分かっちゃうのは、ちょっぴりこそばゆいような、恥ずかしいような。
葵｢まあいいわ、行きましょ。音無研究所、どうなったのかな…｣
信助｢ね…あれだけの騒ぎがあったもんね…｣
天馬｢うん…｣
そうだ。昨日のあの件。
ギャラドスやバンギラス達が暴れ回ったアレ。
一体どこから彼らは現れたのか、そもそも野生なのか、トレーナーがいるのか。
そして後者の場合、そのトレーナーはなんの目的があって、あんなに興奮した状態の彼らをこちらに差し向けてきたのか。謎は尽きない。
ポケモントレーナー候補だった他の人達にも少なからず影響が出た。皆辞退してしまったのだから。
葵｢どうしてあんな事になっちゃったのかなぁ…｣
信助｢さぁ…｣
天馬｢…今は考えても仕方ないよ。ほら、音無研究所だよ！博士と円堂さんが門の前で待ってるよ！｣
明るくそう言って話を切りあげる。暗い顔をしていたら、彼らを心配させてしまうかもしれない。
俺たちの姿を見つけた音無博士は、ほっとしたような、嬉しそうな表情を浮かべて駆け寄ってきた。
春奈｢天馬くん、信助くん、葵さん！良かったぁ、来てくれて…｣
円堂｢お前たち、よく来たな！それでは、改めて…お前たち新人トレーナーは、これから多くのポケモンと出会うため、己の知見を広めるため旅に出る訳だが。その旅の必須品であるポケモン図鑑、タウンマップをお前たちにプレゼントさせてくれ！｣
にっと笑いながら円堂さんが紙袋を手渡してくる。
中を確認してみると、イナズマ地方の地図と、薄くて四角い機械が入っていた。
天馬｢これが…ポケモン図鑑…｣
葵｢可愛いー！私のはピンク色なのね！｣
信助｢おおー！すごいすごい！いよいよ僕達もポケモントレーナーだね！｣
春奈｢ふふ、喜んでもらえてよかったわ。出会ったポケモンがいたら、この図鑑を出してみて。機械に内蔵されてるカメラで判別して、自動で説明してくれるの｣
おお…本当に俺、ポケモントレーナーになったんだ…！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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まかろん(プロフ) - 雪華さん» 高評価ありがとうございます！東方は分からないですがイナイレはやっぱおもしろいですね (2021年3月17日 4時) (
レス) id: 61c9c6f856 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 星猫さん» せっかくのお誘いですが作品を知らないのと、自分社会人なので更新が遅くてご迷惑をおかけしてしまうかもなので辞退します…すみません (2021年3月17日 4時) (レス) id: 61c9c6f856 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 高評価しました!東方とイナズマイレブンは知ってます？私は東方の霊夢・チルノ・大妖精・魔理紗は大好きです! (2021年3月16日 23時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？トランスフォーマープライムは知ってます？ (2021年3月16日 23時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 星猫さん» 銀魂や鬼滅、リゼロ、このすばやラブライブですが、一番好きなのはイナイレです(＾ω＾) (2021年3月16日 23時) (レス) id: 61c9c6f856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2020年9月3日 20時
