曉16。 ページ18
貴方side
男の周りにはあと三人の男たちがいた
いつから....
気配はしなかったはず...
とにかくこいつらを早く追い払わないと...!!
「説明、だと...?知るか。さっさと出ていけっ!」
うらた「それは無理だな。俺たちは仲間を傷つけられたんだ。理由を聞かせてもらわなきゃ、こっちだって納得いかねぇ…」
「傷つけてはないはずだっ!理由をお前らに言う必要もないっ!」
確かに逃げるために人質はとった、が
傷つけてはいない
俺だって考えてやったんだ
まふ「どうしてあんなことをしたんですかっ!?」
大きな声を出すな...
碼季たちが起きてしまう
「静かにしろ...」
そらる「理由はない。と突き通すつもりか?」
「.........。」
そらる「問いかたを変える天月から聞いたが逃げる直前に謝ったそうだな...?なぜ、謝った?」
『すまない...』
あれか...
なんでいちいち突っかかってくるんだこいつら...
....吟にばれる前に言った方がいいか
「迷惑をかけた。ただそれだけだ」
事実。
自分が逃げるために見ず知らずの奴に刀を向け、恐怖を与えたことへの謝罪
「もういいだろ?早くここから出てってくれ」
天月「なにか....急いでるんですか?」
「は....?」
急に何を言い出すかと思ったら...
天月「いやっ....さっきから出てけって煩いし、後ろ気にしてるようだから....」
「....煩いって...悪かったな。だが、急いでいるのは本当だ。さっ、出ていけ。もう来るな」
ほんと、変なところでこいつらは勘が鋭いと言うかなんと言うか....厄介だ。
そらる「それじゃあ、邪魔なようだし行くか」
うらた「そうだな」
そうだ。
早く立ち去れ、お前たちのような奴がくる
所じゃない
今までの苦労をここで終わらせてたまるか
そらる「あっ....あと」
「なんだ...」
そらる「女なんだから俺とかやめろよ」
「っ....お前」
そらる「悪い。治療のためだ」
「....いや、いい。ありがとう」
やっぱり、調子狂う...
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作者名:曇莵鍍 | 作成日時:2015年8月2日 11時