触れたいけど、触れさせたくはない【冨岡義勇】

33 side義勇 ページ35

義勇「と、いうことがあった」

しのぶ「全面的に冨岡さんが悪いですね
最低です」


笑っているが明らかに怒っている


義勇「………」

しのぶ「とにかく、Aさんにきちんと謝ってください

もうじき日も暮れます

Aさんを探してく」

ひーくん「ﾄﾐｵｶｰﾄﾐｵｶｰﾃﾞﾝｺﾞﾝﾀﾞｰ」

しのぶ「あら、Aさんの」


Aの鎹鴉のひーくんが部屋の中へと
入ってきた


ひーくん「ｼﾊﾞﾗｸｳﾁﾃﾞｱｽﾞｶﾙ
ｳｽﾞｲｶﾗﾉﾃﾞﾝｺﾞﾝﾀﾞｰﾃﾞﾝｺﾞﾝﾀﾞｰ」


しのぶ「あら」

義勇「…宇髄……？」


待て、なんで宇髄からの伝言を
ひーくんが？


義勇「おい、なんでだ」

ひーくん「ﾄﾐｵｶ、ﾅｶｾﾀｰﾅｶｾﾀｰ
ｳｽﾞｲﾉﾔｼｷﾃﾞｱｽﾞｶﾙｰｱｽﾞｶﾙｰ」

しのぶ「……まぁ、大方宇髄さんが保護してくれたんでしょう」

義勇「……迎えに」

ひーくん「ｼﾊﾞﾗｸｸﾙﾅｰｼﾊﾞﾗｸｸﾙﾅｰ」


なんだと
迎えに来るなだと？しばらく？


しのぶ「まぁ、冨岡さん
一旦頭を冷やしたらどうです？

Aさんも無事みたいですし。




今のままだと、本当に嫌われますよ？」


義勇「……困る」


それは困る



ひとまず宇髄の屋敷で預かられるのは
気に入らないが




嫌われるのは困るため、


渋々だが一旦は宇髄に任せることにした

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