第七話:シャッター音 ページ8
〜ホワイトサンド精神病院〜
｢うわっ、ホワイトサンド精神病院じゃん…私ここ嫌なんだよね…｣
｢私も…｣
ほら、病院って出るでしょ？…白装束のあれ
ポンッ
｢うわあああぁぁ！！｣
｢んだよ、びっくりするわ！！｣
｢なんだ、イライかぁ…出たかと思った｣
｢出たって何がだよ｣
｢…幽霊｣
｢バカだろ、幽霊？ンなもん非科学的だぜ？｣
｢あんたの能力で占いなさいよ。ここに幽霊は居るかどうか｣
｢やだね｣
｢っ…もうイライ大っ嫌い｣
｢嫌われたわね、イライ｣
｢ご愁傷さま〜｣
｢俺のせいかよ！｣
とりあえず…病院内に暗号機あるかどうか…
｢…暗号機だったらない。俺が調べといた｣
｢流石！占い師イライ〜｣
｢お前ってほんと扱いずらいな｣
｢別にいいもん｣
パシャッ
｢…シャッター音、って事はもしや…｣
｢…ジョゼフね、目の前に写真機あるから｣
｢写真世界は厄介だ。ここからバラバラになるぞ｣
｢うん、何かあったらチャットでね｣
｢了解！｣
＊
ジョゼフかぁ…耳もふもふできるかな…
カタカタ…
｢あとちょっと……！？｣
ドクンドクンと心音が鳴り響く。
ジョゼフが近くに居る…
ここは逃げる？そのまま近づく？
…みんなで約束したんだ
暗号解読して脱出すると。
ジョゼフの耳…むぎゅうってしたかったなあ
｢ハンターが背後にいるにも関わらず…呑気に考え事かい？君らしいね｣
｢ひゃあ！｣
ジョゼフ…！？
｢こんばんは、レディ｣
｢…？｣
｢逃げも隠れもしない…何とも無防備な子だ｣
｢…ジョゼフは私を捕まえる？｣
｢…ふっ、流石にそれは惜しいな…だがこれはルールだ。捕まえるしかないだろう｣
｢ぷぅー…｣
ジョゼフは私に風船を括りつけ、持ち上げた
｢…重くない？｣
｢むしろ軽すぎだ。栄養失調にはならないのか？｣
｢全然〜｣
｢そうか。…本当に抵抗しないんだな｣
｢だってジョゼフだもん。リッパーさんだとかピエロさんだったらガチ抵抗するよ｣
｢成程、私には何もしないと言うことか｣
リッパーさんと同じく、ゆっくりロケットチェアに座らされ、紐かなにかで縛られた。
｢…さて、ここで監視をしておこう。逃げられると厄介だからね｣
｢…あはは…｣
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夜宵 - なんか、イライ君のキャラ違うくないですか？ (2021年4月7日 9時) (
レス) id: 02079f421c (このIDを非表示/違反報告)
沫梨(プロフ) - 気づきませんでした…ご指摘ありがとうございます！御迷惑お掛けしました… (2019年3月25日 13時) (レス) id: 9cc1f29c3a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月25日 12時) (レス) id: 0c77f35464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沫梨 | 作成日時：2019年3月25日 12時
