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JN「それってどーいうこと？」
JM「変な嘘つかないでよ」
TH「ジミナっ！」
YG「黙ってきけ！！」
JM「…」
JK「なにか……あったんですか？」
NM「？！ジョングガ…」
みんな似たような反応をする
なのに、ジョングクだけが端っこの方で
心配するような目を向けてくる
「こ、この話こそ、、信じてもらえない…
とは、思うんだけど…」
YG「ゆっくりでいい、話してほしい」
「生まれつき、人の肌に触れなくて…」
JN「なんで？」
「その…、触ったら、、
肌と肌が触れたら、、その人から記憶がなくなる」
JN「は？」
JM「なにそれ？笑」
YG「なくなるって…全部か？」
「あ、、違くて、、
わたしの、記憶」
上手く伝えられない
このことを自分でだれかに話すのは初めてで
どー伝えればいいのか…
「わたしが、肌に触れたら、、
その人から、、わたしに関する記憶がなくなるの」
NM「Aの肌に触ったら、
Aのことを忘れるってこと？」
「…そう」
NM「Aのことだけ？」
「うん…それ以外は、なんの影響もないん、だけど」
TH「だから、あんなにビクビクしてたの？」
「ぇ？」
TH「さっきもそうだったけど、
ヌナは近づいたり、触ろうとしたら少し強張る。
さっきぼくの手を払ったのは、
フードをかぶってなかったから？」
HS「なんの話？」
TH「さっき、作業室でヌナの髪に触ろうとしたら
マネヒョンが焦ってそれを止めたんだ。
ヌナもすごい怖がってるような顔でぼくの手を
払ったの」
NM「じゃー、もしそのとき触ってたら…」
「テヒョンはわたしのことを覚えてない」
TH「えっ、、」
JK「………誰の記憶から消えたんですか？」
「っ？！」
JK「たしかに、
Aヌナはテヒョニヒョンやジミニヒョンが
近づくたびに少しずつ距離をとってた。」
JM「ジョングガ？」
JK「そんなに警戒するってことは、、
だれかの記憶から消えたことがあるんですよね？」
「……」
HS「そーなの？」
「……お父さん」
HS「え…」
「わたしにさわれたのはお母さんだけだった。
お父さんの肌に触れたのはたった1回…」
YG「その一回で、Aのこと忘れたのか？」
HS「娘なのに？！」
「……記憶がなくなれば、
もう娘でもなんでもない。知らない女の子」
TH「そんなっ…」
ジッとわたしを見つめるジョングクと目が合う
信じてるのかはわからない
だけど
「それがこの格好の理由」
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作者名：ピン丸 | 作成日時：2020年2月11日 13時
