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防弾少年団
変わった名前でデビューしたテヒョンたち
デビューしてすぐは会社全体が忙しそうで
セジンさんも家にいる時間が短くなってた
会社にすっかり行き慣れたわたしは
会社の人たち同様に当たり前に行き来していて
ここに来るのが日常になってた
そんなわたしをみて変な噂がたってるなんて
知らずに…
朝起きると家にセジンさんはいない
ほんと忙しそうだな…
今日も手袋、フード、マスクの完全防備で
会社にいくと
いつもはなにもいわない受付の人に呼び止められた
？「すみません、関係者以外は立ち入り禁止です」
「え、でも」
？「あなたは会社員ではないんですよね？」
「そ、そーです」
？「失礼ですが顔を見せていただいても？」
「え？」
？「あと手袋も外してください、
指紋をとらせてもらってもいいですか？」
「な、なんで…」
なんでいきなりそんなことを言い出すんだろう
それにすごく疑いの目を向けられてる気がする
セジンさんに連絡しようと
携帯を開くとセジンさんからメールが来ていた
��しばらく事務所にはこない方がいい��
え？
ヒョンソクさんからも似たよーなメールが届いてて
唯一連絡を交換してるテヒョンからもメッセージが
届いてた
"ヌナ、昨日と一昨日事務所にきてないよね？"
どーゆーこと？
昨日と一昨日はお母さんたちのお墓参りに
行ってたからここにはきてないどころか
ソウルにすらいなかった
携帯をみながら考えてると
腕をガッと掴まれた
？「手袋！外せないんですか？」
さっきより荒い口調で聞いてくる
奥にいるもう1人の受付のひとが誰かに電話してる
なにが起きてるのかさっぱりわからない
？「はぁ、、警察よびますよ？」
「え？」
？「いやならそのフードにマスク、手袋
全部取ってください！」
「わ、わかったからいったん離れてください」
掴まれてた腕を離すと
その人はまるで犯罪者でもみるような顔で
わたしをみてくる
少し距離をとってフード、マスク、手袋をとった
？「ぇ、、、なっ」
その人はわたしの顔をみると
目を見開いて言葉をを詰まらせた
え、なに
もしかしてどこか肌に触れた？
そんなはずない
ちゃんと距離をとったのに…
MN「A！！」
「ぁ、セジンさん！」
中の方からどこか慌ててるセジンさんがきて
わたしと受付の人との間に立った
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作者名：ピン丸 | 作成日時：2020年2月11日 13時
