【文スト】チートな異能の二人組~forth♪~【合作】

怒れる姉妹【by文化祭と言う名の合唱コンクールに負けた双黒の片割れ】 ページ12

中原と芥川が帰り
探偵社は通常通りの業務へと戻った


だが、探偵社内の空気は重い
原因は


『「……。」』



このチート組だ。


ユリカは張り付いた笑顔を浮かべながら顔の前で手を組み
反対にマキナは真顔で椅子に凭(もた)れ込み乱暴に貧乏揺すりを繰り返す


どう見ても二人の虫の居所は悪かった。


何も二人はご機嫌斜めなのを見せつけている訳では無い。
探偵社員が話し掛ければ二人とも笑顔で答えた。




問題はその笑顔が黒かったり

手に持ってる鉄製のコップが原型も留めぬ程にぐしゃぐしゃになってたりしたからだ。


この時ばかりは探偵社員の脳裏に二人の人物を思い浮かべる他無かった


「だ、太宰さん…何とか出来ないんですか！？」


この雰囲気に絶えられず敦が小声で太宰に助けを求めるが


「無理♥」


と同じく小声で太宰に即答され


「く、国木田さん！！」


「無理だな」


国木田に助けを求めるも太宰と同じく即答される


「この唐変木に止めれぬものを如何やって俺に止めろと云うんだ」


「ですよねぇ…」


「それに、彼奴等も態とあんな態度を取っている訳では無いだろう
隠そうと努力はしているだろう。


………隠せてはいないがな」


「あ、あはは…」


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寝起きのテンションで書くもんじゃねぇな

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