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試合前にこんな走ってんのおかしいでしょ……
私は何とかりゅうさんを巻いて電気の付いてない給湯室の角に隠れた。
けれどしゃがんだ私の横にはうっすらと足が2本立っていて。
森下「 何してんの？ 」
『 ……っわ、翔太くん？ 』
暗くて上を見上げてもあまり顔が見えない中、翔太くんはしゃがみこんで私と目線を合わせてくれた。
まだ少し赤いであろう目も顔も見られずに済んだのは薄暗いこの空間の特権
森下「 あー、電気つける？ 」
『 いや、待って……！ 』
そう慌てて上に伸びかけた翔太くんの腕を掴む私に少しよろける翔太くん
森下「 っな、なに……積極的じゃん 」
『 そんなんじゃないですから、 』
森下「 顔見えないんだけど？ 」
『 小幡のりゅうさんから逃げてるんです 』
森下「 なんでだよ笑 」
泣いた後だから泣き顔を見られたくないんですなんて言ったら、翔太くんからも逃げる羽目になりそうだから理由は内緒にした。
森下「 ……で、今年は打点王取るんじゃなかったっけ？ 」
『 ……取りたいですよ、でも正直心折れかけてました 』
森下「 やっぱ心折れてたんだ……ってえ、もう治ったの？ 」
『 私ちかさんに救われてばっかりです、笑 』
森下「 ちかさんねぇ…… 」
するとガシガシと頭を搔くような仕草がうっすらと見えた。
森下「 俺も……味方だから 」
『 え？ 』
森下「 ……あーもう、近本さんより誰よりも俺が1番近くに居るのにちょっと、なんかモヤッと来たの！！あんま言わせんな、 」
『 あ……翔太くんちかさんに嫉妬したんですか、笑 』
森下「 ……今絶対ばかにした。 」
両腕を捕まれ技をかけられそうになったその瞬間だった。
小幡「 あ、居た 」
『 …… 』
小幡「 なんか声すんなぁって方に歩いてみたら見つけちゃったー笑 」
『 ……ごめんなさい逃げます！ 』
2人の隙間をくぐり抜けてまた私はいつの間にか廊下を走っていた。
……誰よりも俺が1番近くに居るかぁ、
私だって翔太くんが隣に居ることが1番落ち着くんでそんな嫉妬しないでくださいね
1番近くに居るって言ってくれて嬉しかったです
今日、絶対に打ちます
森下「 ……生意気な奴っ、(笑) 待ってるよA 」
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ぁぃ(プロフ) - るあんさん» えぇテル大好きなので嬉しすぎます😿🖤テルの出番増やしちゃったりして^^ (単純) (4月11日 21時) (
レス) id: e60c06ff00 (このIDを非表示/違反報告)
るあん(プロフ) - 主様の書くテルが好きすぎます！！^ ^ (4月11日 3時) (レス) @page12 id: 6446c22433 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - ぷりんさん» 山田くんかっこいいですよね✌🏻💙嬉しいお言葉ばかりありがとうございます⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝ (3月12日 0時) (レス) id: e60c06ff00 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 山田修也くん出てきて叫びそうになりました♥️主様のお話ほんとに面白くてキュンキュンして毎回楽しみです!!これからも頑張ってください！ (3月7日 7時) (レス) id: 5f2a2b9c28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぁぃ | 作成日時：2024年2月27日 21時
