・ ページ11
.
紫耀トイレ
通知がきたスマホをこっそり見れば紫耀から。
トイレって……トイレに行けばいいのかな
『 すみません、シンプルに御手洗行ってきます、笑 』
シンプルに御手洗という謎発言を残したまま目的地へ着く。
トイレ、着いたけど何……どうすればいいの
「 ……よし、 」
急に多目的トイレから顔を覗かせた紫耀にびっくりしていたら、腕を掴んではそこら辺にあった部屋を見つけて連れて行かれる。
『 ……っはあ、こんな走ったら気持ち悪いよ、 』
「 ぁああ、そうだった！ごめん、笑 」
部屋の扉と鍵を閉めて2人して床に座り込む。
「 ……ほんと危なっかしいよね、あんな触られちゃって 」
『 ごめん、どうしてもお偉いさんだから断れなくて… 』
「 ううん、頑張ったね 」
そう言って私の頭を撫でてくる。
「 でもちょっと、いやかなり嫌だったかも 」
「 他の人に触れられてるの、 」
『 ごめんね、でもありがとう。 』
『 …でも多目的トイレで待ち伏せしてたって考えると面白いね、こわいよ 』
「 まってこわいだけは言わないで、！？笑 」
そうして私たちは人が居ない時を探っては急ぎ足で歩いて…
を繰り返して裏口から出ることに成功した。
『 はぁ……脱出ゲームみたい、 』
「 あそこの曲がり角右に行った方が良かったかな… 」
『 そんな今更分析するようなもんでもないから笑 』
タクシーを捕まえて紫耀が私の家の住所を伝えてくれた
……トイレ行ってくるしか伝えてないのに逃げ出しちゃった、どうしよう、
それこそ印象悪くなっちゃうよね、
A北斗、トイレって言ったまま抜け出しちゃった
Aどうしようごめんね
北斗大丈夫だよ今Aのいた場所にSixTONES6人入ってる
え……みんなにとてつもない感謝を覚えると共に北斗にありがとうと返信する
『 紫耀ありがとう、 』
「 気をつけてね 」
紫耀はまた会場へ戻らなければいけないらしく、私のそばにいると主張したが
私が思いっきり断った。
じゃあねってタクシーがまた走り出しては、
改めて紫耀とSixTONESが大好きだなって口角が上がっていた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2096人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぁぃ(プロフ) - よっしーさん» いろんなお言葉全部嬉しすぎますどうしよう🥲🤍続編新作待っててください♡ (2022年12月30日 20時) (
レス) id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - 完結おめでとうございます！！好きすぎて何度も読み返しています。こちらのお話の続編や他の新作など…ぁぃさんの書くお話大好きなのであれば嬉しいです❤🥺 (2022年12月29日 23時) (レス) id: fd1b7e9652 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - しょあさん» とっても嬉しいです😢♡続編…！紫耀くんとまたいつかくっつけたいです！♫考えますね⭐️ (2022年12月29日 23時) (レス) id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
しょあ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても大好きな作品でした。続編とかあればすごくうれしいです😭💖 (2022年12月29日 21時) (レス) @page40 id: 7346e0709a (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - よっしーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます😭励みになります(；；)頑張ります🫶🏻 (2022年12月25日 12時) (レス) id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぁぃ | 作成日時：2022年9月25日 22時
