【HUNTER×HUNTER】トウソウ×カイシ【カイト】 (ページ13)

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12:完成ページ13

あれから3日がたち無事に港町につけた｡

答えはまだ見つかっていない｡

見つけれなかったのが正しいかも…情けない話だが…｡

それでもカイトは私がついて行くにしても行かないにしてもその手を離すことはなかった｡

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………｡

こんなときでも…───｡

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｢───…カイト､私な､大きくなることも考えて女性物の服の方がいいんだが｣

｢大きくなるって何年後の話だ｣

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子供服売り場にいくか普通の普通の服売り場にいくかで争いをしている｡

こちらの都合上子供服じゃ色々と不都合が生じるのだ｡

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｢絶対その方がいいんだぞカイト｡人の言うことは聞いた方がいい｣

｢A､服はきちんと合わせた方がいい｣

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なんだこれ｡

あれやこれやと裏返してるだけの茶番じゃないか｡

困ったぞ…このままでは…｡

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｢あのー?お話を聞いていたのですが…妹さんのお洋服をお探しですか?｣

私たちの様子を見てだろうか､店員の1人がこちらに来て私たちを見ている｡

互いに一歩も引かない状態だからだろう｡

((妹じゃない))

不思議と全く同じ気持ちを持ったような気がした｡

が､互いにあえてなにも言わずに頷く｡

そうした方が服を選んでくれるかもしれないと考えていたからだ｡

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｢なら､お二人の希望に合わせた服を私が選びますね!!｣

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あれ?

なんか目が輝いている｡

ちょっ…おま…｡

首根っこを捕まれると逃げる術を完全に無くされた｡

｢か…カイト…助け…｣

｢まあ…頑張れ｣

｢ちょっ…ま…｣

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…｡

……｡

………｡

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｢───…ぎゃあああああああああ────ッ!!｣

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◇◇◇◇◇

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｢よくにあってます!!妹さんとお兄さんのご希望を照らし合わせ､さらに妹さんのアクセに合わせた最高の傑作です!!｣

｢…ぐすっ…｣

もう私のライフは0だ｡

泣きながらカイトに抱きつくと思いっきり背中を撫でられる｡

てかあやされた｡

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｢…大丈夫か?｣

｢うぅー…｣

｢獣みたいに唸るな｣

｢手枷見られた…｣

｢店員も気にしてないし…似合ってるからいいじゃないか｣

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そういわれた私の格好は､上には前のボロ着れマントより遥かに丈夫な襟なしマント｡

丈は膝ちょい上ぐらい｡

中には胸当てとおぼしき伸縮自在な服を着ており､クロスさせた紐で首にかけている｡

したには下着とスパッツ…と呼ばれるこちらも伸縮自在なズボンを着せられた｡

靴はブーツのようなもの｡

これで完成だそうだ｡

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