【ハイキュー!!】５校での合同合宿が始まったのですが。

｢五十八話だよ鎌先｣鎌先｢...何見てんだよ？｣｢いや、袖捲りすぎだなぁと思って｣ ページ28

三階ロビー。



ソファに腰を下ろし、伸びをする。


これは、本格的に暇だな......。
あー誰か来ないかなーやっべー暇すぎやっほーい。


研磨｢....何してんの？｣

｢ん、あー研磨くんやっほー｣


声がして後ろを振り向くと、研磨くんの呆れた表情。
手には携帯ゲーム機を持っている。


｢研磨くん、それ何？今朝やってたヤツ...モンスター狩人？｣


朝会ったときに言ってたのが、確かそんな名前。


研磨｢あ.....うん、そう。覚えてたんだ..｣


当たってたのか。
心なしか嬉しそうな顔に見え....気のせいかもだけど。


｢どっか行くの？｣

研磨｢そこの部屋｣


そう言って研磨が指差したのは、ロビーの片隅の一室。
ドアのプレートには【娯楽室】と表記されている。


研磨｢あの部屋、通信環境とか良いから...今朝も、五階のあの部屋でやってた｣


どうやら、ああいう部屋は各階に一つはあるらしい。
で、今朝は五階(音駒の階)にある娯楽室を使った、と。


あれ、それならわざわざロビーに降りてこなくてもいいんじゃ...？


私の表情からその疑問を読み取ったのか、研磨くんはため息をつく。


研磨｢...五階のは、虎たちがいてうるさかったから｣

｢虎...ああ、猛虎ね｣


卓球でもしてるのかな。


研磨｢.....うん。犬岡とかもいるし...暑苦しくて｣

｢暑苦しいって...｣


分からなくはないけれども。


｢はは...あっ、引き留めてごめん｣


随分話が長引いたと思い、謝る。
ゲームしたくて来てたのに......


研磨｢別にいい、けど。....Aさんもやる？｣

｢え、私も？いいの？｣

研磨｢暇そうだから....それに、聞きたいこともあるし｣


聞きたいこと？
とりあえず、二人で娯楽室の中に入ることになった。


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捕捉です。
リクを元に書いた話には、タイトルと最初にその旨書いておきます。

｢五十九話だよ笹谷｣笹谷｢女子にオッサン臭いって言われた女子にオッサン臭いって言わr(ry｣｢どんまい｣→←｢五十七話だよ茂庭｣茂庭｢菅原くんって女子力高いね｣｢君もな｣

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