「四十八話だよ研磨」研磨「あの...クロが、ごめん」「君が謝るコトじゃないさ...(イケヴォ)」 ページ18
*
？？「はーい、そこまで」
二口「!! .......ちっ」
突然、彼の背後からそんな声がした。
すると、如何にも憎々しそうな舌打ちを残し、二口くんの顔が離れていった。
二口「...副部長さんが介入してくるのは、いくら何でもお節介すぎやしません？」
その"副部長"という言葉を聞いて、彼の向こう側をのぞき込む。
「す、スガ...」
菅原「おー、A。大丈夫か？」
二口「スガワラさん...でしたっけ？ウチの青根見てません？」
菅原「勿論見たけど？一年のマネが怖がっちゃったから、
とりあえず茂庭くんとこに帰して俺が来たんだ....ほら、A。タオル」
放られたのは、綺麗に畳んである乾いたタオル。
菅原「そういう訳だから。...行くべ、A」
「あっ...」
ぐいっと強い力で腕を引かれ、体を拭いていた私はコートのほうへ歩いて行った。
もちろん、ボトルのカゴを持って。
「――――スガ、ちょっと待って！」
菅原「えっ....あぁゴメン、何？」
ハッとしたように足を止める。
「いや、ごめん...もう少し拭いてから行くから、スガは先に行ってて？」
最初ほどではないにしてもまだ服は濡れていて、
それが肌に張り付く感覚はやっぱり気持ち悪いままだ。
タオルに水を含ませるようにして拭いていく。
菅原「........」
「あれ、戻んないの」
聞くと、パッと顔を背ける。
......顔が、赤い？
菅原「そ、の......下、透けて....」
「...!! わ、すれてた.....」
慌ててスガに背を向ける。
「スガもあっち向いてて!! ていうか先行っててよ!!!」
菅原「....や、だ」
「.....へっ？」
思わず振り向くと、すぐ目の前にスガの顔があった。
その目は、試合顔負けの真剣なもの。
「あ、あの....スガ？」
菅原「....さっき、あいつと何してたか聞くまでは行かない。教えて」
「あいつ、って....」
静かな口調だけど、それで逆に怒りが見えてくる。
なんで怒って...？
「えっと、ボトル作ってたら二口くん達が来て...
それで、私が先に水かけたらやり返された、みたいな...？」
.....結局私も自業自得だな。
菅原「さっき、キスされそうになってたのは？」
「キッ......!?」
スガワラサァァァァン!?←
｢四十九話だよ夜久｣夜久｢スガくんってたまに怖くね？｣｢夜久さんもね？｣→←「四十七話だよ黒尾」黒尾「無言でパニーニスタンプだけ送ってくるのやめてくれまセン?」「え、やだ」
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たい焼き - いつも楽しく読ませていただいてます！ あの、クラスタってどういう意味なんですか？ (2016年2月15日 22時) (
レス) id: 4ac80d00d9 (このIDを非表示/違反報告)
ハルさん(プロフ) - きゃぱしちさん» いえいえ。私も何度も何度もすいません。投稿頑張ってくださいね！ (2015年5月14日 20時) (レス) id: 053a9e6e4e (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» すみません、先程いただいた誤字指摘のレス、間違えて「分岐点に〜」のほうに打っちゃいました...((投石 それと、その誤字が中々見つからずに修正できてません。ごめんなさい。 (2015年5月11日 18時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» すみません、先程いただいた誤字指摘のレス、間違えて「分岐点に〜」のほうに打っちゃいました...((投石 それと、その誤字が中々見つからずに修正できてません。ごめんなさい。 (2015年5月11日 18時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» 面白いと言っていただけて嬉しいです！※誤字の指摘ありがとうございました。即修正しました。 (2015年5月10日 20時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃぱしち | 作成日時：2015年3月8日 15時
