「四十五話だよ岩泉」岩泉「...お疲れさん」「ウス」 ページ15
*
潔子、何しに行ったんだろ?
ま、とにかく準備しなくちゃな。
「谷っちゃん、タオルとか頼んでいい?」
谷地「はっ、はい!Aさんは...」
「ああ、私はドリンク行ってくるよ。人数的に結構力仕事だから」
谷地「すっすみません、お願いします!」
気にしないの、と手を振り、小走りで水道へ向かった。
人数分のボトルを籠に入れて。
薄暗い廊下に出ると、自動販売機のそばに水道を見つけた。
籠を床に置き、数本のボトルを取り出して粉末を入れる。
そこに水を入れたところで、水道に近づく人影があった。
二口「あっれ、Aさん。お疲れ様でーす」
「げっ...二口、くん」
そして青根くん。
伊達工が休憩中なのだろうか、隣の蛇口をひねって水をのみ始めた。
でも、私は忘れてないよ?
この合宿の元凶の一人がキミだってことを。
「ふ〜た〜く〜ちィ...ッ!!」
二口「え、何スか...ってうわッ!!」
パシャッ!!
そう、手で水を掬って、
彼がこちらを向いたときを狙ってかけました。
ショボいとか言わないで。常識があるだけ←
二口「何すんですか急に!」
「じごーじとくだ!アンタが仕組んだんでしょ、この合宿!!」
青根、「....!!.......!!!...!!」
突然で驚いたのか、青根くんはオロオロしている。
デカくて威圧感はあるけど、結局二口より性格いいよね。
二口「あー、バレたんすか」
「赤葦くんが教えてくれたの!」
二口「いやまあ、俺たちもまさか女子マネさんがいないことまでは
予測してなかったんですから、大目に...」
「るっさい!もう一回かけるよ!?」
と、再び手のひらに水を――
ブシャアッ!!
青根「...!?」
「わ、冷たッ...!」
二口「――仕返しです〜。わー、結構かかっちゃった」
こやつ、蛇口ごとこっちに向けて、ノズル全開にしおった。
「四十六話だよ及川」及川「俺と岩ちゃんの順番逆じゃない(前作参照)?」「間違えたZE☆」→←「四十四話だよ国見」国見「なんか縁起悪そうな数字ですね」「そゆこと言わないの」
600人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たい焼き - いつも楽しく読ませていただいてます! あの、クラスタってどういう意味なんですか? (2016年2月15日 22時) (レス) id: 4ac80d00d9 (このIDを非表示/違反報告)
ハルさん(プロフ) - きゃぱしちさん» いえいえ。私も何度も何度もすいません。投稿頑張ってくださいね! (2015年5月14日 20時) (レス) id: 053a9e6e4e (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» すみません、先程いただいた誤字指摘のレス、間違えて「分岐点に〜」のほうに打っちゃいました...((投石 それと、その誤字が中々見つからずに修正できてません。ごめんなさい。 (2015年5月11日 18時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» すみません、先程いただいた誤字指摘のレス、間違えて「分岐点に〜」のほうに打っちゃいました...((投石 それと、その誤字が中々見つからずに修正できてません。ごめんなさい。 (2015年5月11日 18時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» 面白いと言っていただけて嬉しいです!※誤字の指摘ありがとうございました。即修正しました。 (2015年5月10日 20時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きゃぱしち | 作成日時:2015年3月8日 15時