「四十一話だよ菅原」菅原「...俺も一応料理できんだけど」「ほんっと女子力高ぇな」 ページ11
*
研磨「Aさん、クロ連れてきたよ...」
黒尾「よ、Aサン」
私がキャベツとソーセージを炒めているところに、研磨くんがクロさんを連れてきた。
「あー、ありがとう研磨くん！助かった!!あとはご飯まで寝てたほうがいいよ」
研磨「...ん、分かった」
研磨が戻っていくと、クロさんが台所を見て言った。
黒尾「...あれ、ダテコーの人？おはよーございマス」
茂庭「おっ、おはよう...えっと、黒尾さんでしたっけ」
その身長と髪型に圧倒されてか、茂庭さんが少しどもる。
主将同士は流石に名前知ってたんだね。
夜久「あれっ、お前も来たんだ」
黒尾「さっき研磨に起こされてよ...Aサンの頼みってゆーから。
夜久もアイツに起こされたのか？」
夜久「えっ...いや、俺は別に」
「......？」
なんで私に起こされたって言わないんだろ？
まあいっか。
「クロさん、炒めんの手伝ってもらえる？結構量多くて...」
黒尾「りょうかーい...あれ、焦げてますケド？」
「う...うっさい、ちょっと失敗しただけ...」
クロの視線の先には、炒め終わったぶんのキャベツとソーセージ。
ところどころ黒いものが付いている。
「そっ、それはいいから早くしてよ...」
黒尾「ハイハイ」
手を洗い、クロさんが手早く野菜たちを炒め始める。
「...上手いね」
黒尾「んー、それほどでも？ホラ、手ぇ止まってるぞ」
「あ、うん.....あ、ちゃんとその髪型セットしてきたんだ？」
よくそんな時間あったな。
黒尾「髪型？....ええっと」
夜久「Aー、黒尾のトサカは寝癖だぞ」
茂庭「ええっ!?」
「ファッ!!?」←
え、この前衛的なトサk...前髪が寝癖!?
いったいどんな寝方したら、こんなのが付いちゃうんだ...？
黒尾「夜久てめぇ...」
「ぷふッ...どうやったらそんなの出来るの...?」
夜久「コイツ、毎回頭を枕で挟んでんだよ」
茂庭「くっ....ふ.....!!」
ああ、台所が笑いの渦に包まれていく。
「えっ...でも枕一個じゃ挟めな...ふッ..!」
夜久「だから誰かの枕奪って使ってんだよ。昨日はリエーフの」
「ああ、リエーフくん。...ははッ!!」
黒尾「くっそ...夜久.....」
こうして笑いを堪えながら(堪えられてない)手を動かし、無事に朝食が完成しました。
「四十二話だよ澤」澤村「害虫の気配がする...!!」「指鳴らすの怖いよ?」→←「四十話だよ東峰」東峰「あの、今回は台詞遮んないｄ」「うん!分かった!!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 600人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たい焼き - いつも楽しく読ませていただいてます！ あの、クラスタってどういう意味なんですか？ (2016年2月15日 22時) (
レス) id: 4ac80d00d9 (このIDを非表示/違反報告)
ハルさん(プロフ) - きゃぱしちさん» いえいえ。私も何度も何度もすいません。投稿頑張ってくださいね！ (2015年5月14日 20時) (レス) id: 053a9e6e4e (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» すみません、先程いただいた誤字指摘のレス、間違えて「分岐点に〜」のほうに打っちゃいました...((投石 それと、その誤字が中々見つからずに修正できてません。ごめんなさい。 (2015年5月11日 18時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» すみません、先程いただいた誤字指摘のレス、間違えて「分岐点に〜」のほうに打っちゃいました...((投石 それと、その誤字が中々見つからずに修正できてません。ごめんなさい。 (2015年5月11日 18時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ハルさんさん» 面白いと言っていただけて嬉しいです！※誤字の指摘ありがとうございました。即修正しました。 (2015年5月10日 20時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きゃぱしち | 作成日時：2015年3月8日 15時
