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「補助監督さん、悟の悪戯が辛かったらすぐ私たちに言ってくださいね」
「今のところご心配なさらずとも大丈夫ですよ、猫とじゃれ合っているようなものですから」
「誰が猫だ!!」
夏油呪術師が私のことを心配してくれている中、横からキィキィと子猿のように異議を申し立てている五条呪術師。いつも任務で心身ともに疲れているであろうに元気なものだ。以前も私のために三時間もかけて落とし穴を作ってくれていたと聞いたし、すごい人だまったく。
「それにしても、何故五条呪術師は私のような人間をお慕いに? 私の顔はとてもじゃないですが整っているとは言えませんし、呪術師としての才もなく、貴方の気を惹くような要素は全くないと思います」
「だから好きじゃねーわ!!」
「あれじゃない? 世間一般でよく言う『おもしれー女』ってやつ」
「『俺の嫌がらせに全くなびかないだと……!? フッ、おもしれー女』みたいな?」
「ブハッ! 似合うわぁ」
「お前らなぁ……!!」
そろそろ五条呪術師が暴れ出しそうな感じだったので「車を用意しているので行きましょう」と促す。すると彼は「絶対あとで覚えてろコラ」と捨て台詞を吐いてしぶしぶ教室を出て行った。
今日も呪術高専の二年生たちは元気そうである。
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ガシヤマ(プロフ) - れーとさん» イベントに参加させていただきありがとうございます! 自慢の作品なので神作と言ってもらえてとても嬉しいです。気が向いたら他の作品も読んでみてくださいね。 (1月31日 18時) (レス) id: d005014dc4 (このIDを非表示/違反報告)
れーと - 初コメ失礼します。どうしてこんな神作がいかにもふざけている名前のイベントに参加してくれたのか分からなかったです。イベント参加ありがとうございますorz。(絵がおじょうずなっこって) (1月31日 17時) (レス) @page34 id: 52d6184189 (このIDを非表示/違反報告)
ガシヤマ - 白うささん» お読みいただきありがとうございます! またまだ未熟なところもありますが、私の作品をもっと色んな知ってもらえるようにがんばっていきたいと思います! (1月5日 20時) (レス) id: 5392177912 (このIDを非表示/違反報告)
白うさ - あ、あれ?最後まで読んだら目から鼻水が((初コメ失礼します!!最高な作品でした!!ありがとうございます!!(?) (1月5日 20時) (レス) @page19 id: a68f5e51e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガシヤマ | 作成日時:2024年1月1日 19時