▼ダラダラと ページ10
『だぁいせんせー』
『んー?どうしたん?』
『いつまで動画編集してんの?』
『寂しい?ごめんなぁ
グルちゃんに今日中に終わらせろって言われてんねん』
『いや、寂しいとか言ってないし』
『素直やないんやから、もー』
ケラケラと笑いながらそれでも編集の手をやめない大先生の背中を小突く
『痛い痛い』
『うるせー、いつまで笑ってんの』
『だってAちゃんが可愛くて、な?
素直やないとこも好きやで?』
『―っ、バーカバーカ!!!!』
突然振り向いてかっこいい顔で好きとかほざいた大先生の顔を思いっきり殴る
馬鹿め
『アァン!!!!そんな思いっきり殴る!!?』
『うるさいうるさい突然イケメンにならないでよバーカバーカ』
『Aちゃん……小学生やないんやから…』
『んべーだ!!!!』
動画編集してる大先生を置いて、部屋を出てリビングに向かう
全く、なんだと言うのだ
いい加減にしてくれ
イケメンには耐性がないのよ…
不覚にも赤くなった頬を抑えて蹲る
しばらくはこのまま動けない
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作者名:unazin&紫雨 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年2月27日 22時