story１４０ ページ40
〜倉間サイド〜
そう、俺は上を目指したい。
生徒会の改革を行った神童よりも、神童に選ばれた剣城や天馬、浜野たちよりも。
倉間「俺は親父に、生徒会役員になるよう命じられました。
ですが、そんな所で留まっていたくないんです。どうせやるなら“王”になりたい！！
そのためなら、すべてを懸けられます！！」
卒業生の期待を裏切れない？ 責任を負う？
＿＿＿＿＿＿どんと来いだ！！！ 俺は、生徒会長になるためなら何だってやる！！！
倉間「それでもいけませんか！？」
南沢「……フッ」
俺の訴えに対し、南沢さんは初めて笑みを浮かべた。
南沢「同じだな……俺とお前は」
倉間「え？」
同じ？ 同じって……どういうことだ？
サッカーでは同じFWだけど……いや、話の流れ的に絶対そうじゃないよな。
ということは……？
南沢「確かに大した上納額だ。経歴も問題ない。
いいだろう。俺から推薦しておく」
南沢さんは席から立ち上がると、俺の目の前へと歩いてきた。
南沢「俺たちは“王”になる。倉間＿＿＿＿覚悟はいいな？」
倉間「………！！ はい！！」
認められたと思った。
同じ目標、同じ秘密を共有する仲間として……生徒会会長の座という不遜な野心を持つ共犯として。
俺たちは同じ思いを持っていると……。
＿＿＿＿＿＿でも違った。
南沢さんにとっては……俺も駒の一つに過ぎなかったんだ。
不要になれば呆気なく捨てられる。俺は……見下されていた。
そして、今。
貴方「さあ、倉間くん。私と一緒に賭け狂わない？」
Aが耳元で囁く。
俺は……俺はッ！！！
・
・
南沢さんを＿＿＿＿見返してやるッ！！！！！
・
・
倉間「チップ100枚！！
＿＿＿＿＿10億円分追加で！！！」
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サリア(プロフ) - イナイレ好きさん» コメントありがとうございます！次はVS葵ちゃんへと突入する予定です( ´∀｀) (2020年9月8日 0時) (
レス) id: 02855f94f3 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ好き - 新しい話だ! 続きがめっちゃめちゃ気になる (2020年9月8日 0時) (レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
サリア(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！掛け持ちしながらですが、更新頑張ります( ´∀｀) (2020年3月1日 16時) (レス) id: 5231526d40 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 初めまして、とても面白いです！まどマギのほうも楽しみにしてます！ (2020年2月28日 21時) (レス) id: a1e0e2485c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリア | 作成日時：2020年2月26日 1時
