好きと云ってみた ページ2
中島敦
「..............っっっっっ!」
ぶわあぁと紅潮する頬。じっと眺めていると深呼吸し、くしゃっと笑って「心臓持ちませんよ〜.......」と抱き締めて来ました。もっと云ってやりましょうか。
太宰治
「ーー私、もう死んでもいいわ、本当に」
そうして静かに横になったので、隣へ行って手を繋ぎましょう。死んでる様に見えるけど、握った手の力は弱まりません。「死後硬直?」「うん。死んでも離れないの」
芥川龍之介
「貴方が?僕を?親愛や信頼の類ではなく?.......???」
超混乱しています。そして貴方の顔を見て冗談では無いことを悟ると、咳払いをし、何と返したら好意的か考え始めました。ゆったりと、待ちましょう。
中原中也
「一々云わなくてもわーッてるよ」
彼の人差し指が貴方の唇をなぞりました。その自信ありげな瞳に、嬉しい気持ちが広がって行きますね。今日は、特別な日になりそうです。
江戸川乱歩
「一寸待って。云わないで。Aちゃん、本当、今云われたら心臓止まるから。分かってる分かってる、僕も、同じだからっ」
云うだろうという推理は出来ても、云われたら後の事は全く考えられない程、愛する貴方には狂わされてしまう名探偵。今日はとことん、攻めちゃってください。
織田作之助
「そうか」
普通に歩きながら云うと、割と無反応に近い返事の後、彼は転びました。どうやら嬉しい感情が爆発し、足が縺れた様です。脱力した彼を、助けてあげてくださいね。
ジョン・S
「..............いいの?」
安心した声色と優しい眼差し。その視線に捕えられ、動けなくなる前に彼の腕の中へ飛び込みました。重なる吐息が、くっついた肌が、熱いです。
坂口安吾
「Aさん。そう易々と、大人を揶揄うもんじゃないですよ」
お酒を呑んでいるからか頗る嬉しそうな彼。酔ってたら忘れられちゃうかな.......と不安になると「何時だって思い出せますから、ご安心を」と、頭を撫でてくれました。
ニコライ・G
「知ってた!!!」
満面の笑みで、大気圏手前まで首が飛んでいました。暫くして帰って来ると「星でも見に行こうかァ」と、優しく其の外套に攫われて行きましたとさ。
条野採菊
「.......んん?」
珍しく拍子抜けした顔です。彼の特殊能力でバレていると思っていましたが、其の超五感を持ってしても悟られなかった様で「済みません、今顔を見ないでください」と目隠しされちゃいました。
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午(プロフ) - にじかさん» にじか様、ご感想ありがとうございます! 文ストキャラはみんなカッコイイですからね! しょうがないですね! これからも頑張ります! (2022年10月21日 21時) (レス) id: 05323f7eaa (このIDを非表示/違反報告)
にじか - うわぁ……もう、なんか文ストキャラだと何でもかっこよく思えてくる。この作品好き!更新頑張って! (2022年10月21日 20時) (レス) @page46 id: 49a273ccf6 (このIDを非表示/違反報告)
午(プロフ) - あたおかオムライスっ!さん» あたおかオムライスっ!様、ご感想ありがとうございます! Qちゃん可愛いですからね、愛されるの嬉しいですよね〜! また書ける様に頑張ります! (2022年9月21日 23時) (レス) id: 05323f7eaa (このIDを非表示/違反報告)
あたおかオムライスっ! - Qちゃんの反応を書いてくださるのとても嬉しいですありがとうございます!無理せず更新頑張ってください! (2022年9月21日 20時) (レス) @page4 id: 921292413d (このIDを非表示/違反報告)
午(プロフ) - クリスタルパワーさん» クリスタルパワー様、コメントありがとうございました! 申し訳ないのですがリクエストは受け付けておりません。が、参考にはさせて頂きます! あの世界で腹筋バッキバキは貴重ですね!書けたら書きます!ありがとうございました! (2022年6月13日 19時) (レス) id: 05323f7eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:午 | 作成日時:2022年2月13日 0時