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次の日のバイト中。









「いたっ!」









頭をトレーで軽く叩かれた。









拓『ぼーっとしすぎ』









犯人は拓弥くん。









「女の子にそれはひどくない?」







拓『仕事しろバーカ』








「はぁ〜〜?」









すっかり仲良くなって今では冗談まで言い合える。









拓弥くんはよく笑うようになったし、今住んでるお父さんとお姉さんとも上手くやれてるみたい。









たまに、帰りに送ってくれてその時にお互いの近況などを話す。









拓『今日も一緒に帰る?』







「うん、いいよ〜」









珍しいな、いつも自然と一緒に帰ってたから。









.









バイトが終わって、着替えて外に出ると、先に外にいた拓弥くん。









「今日もなかなか忙しかったね〜!だいぶ、慣れてきたけど。」







拓『まぁ、俺らも三年になったら、しばらくはバイトできそうにないな』








「拓弥くんは進学するの?」








拓『前に父親にその話したら学費出してくれるみたいでさ。頼ろうか迷ったけど、せっかくだからやりたいことしようと思って』








「そっか〜。私は貯金頑張らないとな〜」








拓『あんま、無理すんなよ』








「うん。ありがとう、拓弥くん!」









こうやって、身近に進路のことや学校のことを話せる友達がいるのは本当に心強い。









ここまで心開けてるのは、私たちの友達としてのスタートが他の人とは違って、ぶつかった時もあったけど、お互いがその人のことを知ろうって思ったからかも。

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作者名:ガリガリヤンキー | 作成日時:2019年4月13日 0時

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