憧れﾊﾟｰﾄ2 ページ22
ジェヒョン目線
「え……A泣いてるの……？」
Aを待たせないよう早めにシャワーを済ませて戻ってみたら、
ソファの上でぐずぐず泣いてるAが居て…
ジェヒョン「どした？具合悪いの？」
優しく頭を撫でると、涙目で俺を見つめてくるA。
A「ちがう……自分のことが嫌になって腹が立っただけ……約束も守れなくて、流されやすくて。気を付けないと僕って八方美人になっちゃう。それで誰かを傷付けちゃう……。身体もヒョロヒョロで、ヒョンみたいにカッコ良くないし、こんな奴がヒョンたちと同じグループで……申し訳なくて……」
ジェヒョン「Aは八方美人じゃなくて、誰にでも平等に優しいんだよ。俺はAのそう言うところが好きだよ？相手が先輩だから媚売るとか、男女で接し方変える奴より100倍イイ。
大丈夫。Aが流されそうになったら俺が引っ張るから。
それにAは凄く綺麗だから、今のままで居て？」
そっとAを抱き寄せると、俺の背中に細い腕が回ってくる
くっついている身体を少し離してAの頬を撫でれば、また涙が流れてきたので
薄くて形の良い唇に優しくキスをする。
ジェヒョン「A、好きだよ。」
A「……僕もヒョンのこと好き。」
そう言うと、今度はAからキス。
A「ンっ…ヒョン、これ気持ちイイ？」
次の瞬間、俺の首に顔をうずめたと思ったら、鎖骨らへんからツーーーッと舌で舐め上げられた
ジェヒョン「ッ……これってルカスにされたやつ…？」
A「……(コクッ)」
ジェヒョン「他には？」
A「うんとね……、ヒョンの胸触るね…？」
Aの細くて綺麗な手がタンクトップの上から俺の胸を撫でる
胸のシルエットを優しく撫でて暫くしたら、男の性感帯でもある突起部分を指の腹や爪で優しくまさぐるA…
可愛い顔して案外ソッチの才能も有るんじゃないかと思うくらいの手付きで正直びっくりしたのは絶対言わないでおく……
ジェヒョン「コレ、されて気持ちよかったんだ？」
A「……」
黙り込んでしまったけど、みるみる耳が赤くなってくAが可愛いくて
ジェヒョン「じゃあ、次はヒョンの番だね？」
ルカスとAの事なんて、もうどうでもいい
そんな記憶、俺が上書きすればいいだけ。
。
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作者名：tomo | 作成日時：2018年5月17日 22時
