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9話 ページ9

拓弥side

Aのテンションも落ち着いてきたところで、ずっと思ってた疑問に答えてもらおう。

拓『なんで俺ん家来たの?』
私『たくちゃんの恋バナでも聞こうかな〜って』
拓『俺の?笑』

それ、なんか得する?笑

私『いつまでもモテ期のたくちゃんに彼女がいないのはなぜかな〜と思いまして…笑』

別に、いいじゃん?


私『好きな子に振られたとか?』

そんなんじゃないけど、
そんなもん?

私『好きな子取られたとか?』

そう、それ。

私『それとも、彼女作る気ないの?』

うーん、違うんだよなあ。


拓『取られちゃった』
私『ええ〜勿体ないね、その子!こんな素敵なたくちゃんを逃すなんて!』

ほんとだよな、見る目がないよ。

私『次の恋はしないの?』

次の恋ね…

私『もしかして、まだ忘れられないの!?』

なんか、幼稚な恋バナだな笑

私『それとも、良い人が現れないの?』

質問攻めかよ笑


拓『忘れられないのかもね〜』


うん、忘れられない。

俺は、あの人が好きになるなんて、
思ってなかった。

あの笑顔見たら、きゅんと来るよ、誰だって。

でも、その人は、
俺の友達の大好きな人だったから。

それを横取りなんて出来なくて。

ずっと前から好きだったのに、
最近出会った俺が横取りなんて出来るわけなくて。


でも、結局、その子は、
違う人と結ばれたんだけどさ…




もう分かるだろ、


俺の忘れられない好きな人は、



Aなんだよ。



自分でも認めたくなかった。


何度も、【勘違い】
そう思った。

でも、いつもいつも頭に浮かぶのは、
Aの笑顔で。




もしかしたら、稜雅と別れてるんじゃないかなんて少しの期待もしてた。

そんなこと無かったけど、

でも、

あまり良い関係ではないことがわかって、

「チャンス」と思った。


拓『Aは気づいてないだろうけどさ、』

私『うん?』


拓『俺、Aのこと、ずっと好きだよ。』


俺は、想いを告げた。

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設定タグ:超特急 , リョウガ , 船津稜雅   
作品ジャンル:恋愛
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パン粉のすけ。(プロフ) - みーなさん» 寂しいと思ってくださって嬉しいことなのですが、残念ながら続編を作ろうとは思っていません…!あまりにもご希望の声が多ければ、考えようと思います! (2019年5月3日 19時) (レス) id: 4f1d5477a4 (このIDを非表示/違反報告)
パン粉のすけ。(プロフ) - ゆいなさん» 最後までお付き合い頂きありがとうございました!コメントもいつもしてくださって、嬉しかったです!! (2019年5月3日 19時) (レス) id: 4f1d5477a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 最高すぎました!お疲れ様でした!!! (2019年5月3日 16時) (レス) id: 68cd06e107 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 終わっちゃったの寂しいです!その後が気になります! (2019年5月3日 15時) (レス) id: 2db34c723d (このIDを非表示/違反報告)
パン粉のすけ。(プロフ) - ゆいなさん» そんなこと言って頂けるなんて嬉しいです…!!毎回コメントありがとうございます!是非楽しみにしていてください!! (2019年3月29日 23時) (レス) id: 4f1d5477a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パン粉のすけ。 | 作成日時:2019年3月21日 12時

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